2015年10月21日

チューブレスタイヤ(IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C)のパンクと修理

チューブレスタイヤ(IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C)でかれこれ半年 3000kmくらい走ったので、チューブレスタイヤのパンクと修理についてまとめておきます。

まずはこちらの記事に書いた後輪のパンクの状況について。かなりザックリやられたにも関わらず、傷が貫通してなくてパッチじゃ治らず難儀してるってやつです。いまだにタイヤの外側から瞬間接着剤で塞いでおかないとエアが漏れます。ただし、一度塞ぐと150kmくらいなら平気なので、それほど面倒ではありません。でも、心理的には辛いですね。いつも抜けてないか気になる。ツールボトルにはチューブと瞬間接着剤を常備です。

下りでハンドリングが段々おかしくなり、タイヤのブレが出始めたので急遽止まってチェックしたら、2-3bar しか無さそうな状態。クリンチャーだと間違いなくリム打ちパンクしてた状況です。早く気付いて良かった。気付かないと大事故になってたかも。多分、パンクしたのは登りの途中だと思います。チューブレスってクリンチャーと違ってエアが一気に抜けないのでパンクしたことに気付かないんです。常々タイヤを触って空気圧をチェックするしかない。登り切った時の休憩でチェックしなかった私の落ち度です。
まずはCO2インフレータでエアを入れて、抜ける量をチェック。異物が刺さってそうなことが分かりましたが、我慢。ここで異物を抜くとエアの抜ける量が増えます。チューブ入れなくても下りきること出来そうなのでそのまま下りました。
家に帰ってから見てみると、やっぱり石が刺さってます。今回は貫通してたのでパッチで治りそう。チューブレスタイヤのパッチは以下のようなゴム糊タイプが必須らしいですが、
傷が小さいので、以下の糊無しパッチと瞬間接着剤で修理してみました。
紙やすりで周辺を削った後、瞬間接着剤で傷を埋めて、
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パッチを貼ります。
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結果は成功した模様。

タイヤの組み付けもクリンチャーと同じくらいの時間で出来るようになりました。ビートを嵌めるところが一番コツをつかむことが難しいところなんですが、このコツの表現が難しい。全然参考にならなくてすみません。私もそうでしたが、ネット上の情報をあさるよりも、実際自分で試行錯誤したほうが早いと思います。
今回は石鹸水ではなく中性洗剤を希釈して使ってみましたが、中性洗剤のほうが希釈も速く後掃除も楽で良さそうです。
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信頼できる整備士の方にも聞いたんですが、チューブレスタイヤのパンクのモードは複数あって、一概に対処方法を定めることは出来ないそう。私は上記の2パターンしか体験してないですが、他のモードもあり得るってことですね。

以下、パンクについてクリンチャーとチューブレスタイヤの違いをまとめました。
  • チューブレスタイヤのパンクの特徴
    • クリンチャーと違ってバーストやリム打ちパンクは殆どない。
    • 異物が刺さることによるパンクも、クリンチャーのように一気には抜けずスローパンクになることが多いよう。
    • このため、パンクしてもエアを継ぎ足しながら帰れる場合もある。
    • ただし、万一のことを考えるとチューブの携行は必須。
    • クリンチャーと違い4barくらいでも平気で走れるので、パンクしても気付かないことが多い。このため、休憩時等にタイヤを触って空気圧をチェックする習慣をつけないといけない。

クリンチャーとチューブレス、どっちが良いかは微妙ですね。私の場合は大体チューブレスの性能や運用面での利点が見えてきたので、このまましばらくチューブレスで行こうと思ってますが、正直に言うとビート嵌めの難しさとかパンクモードがクリンチャーとは大きく異ることが障壁となって敬遠する人も多いだろうと思います。そこをどうクリアするかですね。

2015年07月13日

チューブレスタイヤのスローパンクって実は厄介 ?

こちらの記事に書いたこの土曜日のライドでは、チューブレスタイヤ(IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C)のスローパンクを経験しました。

それまでにだんだん後輪のエア抜けが多くなってきていてヤバイぞとは思っていたのですが、走行中にどんどんエア漏れが激しくなっていく。幸いときがわ町はあちこちのお店でポンプ借りれるので充填してみたら、こちらの記事で書いた傷から漏れていると判明。瞬間接着剤の効力が失われたよう。
もちろん、こんな時のためチューブも携行してましたが入れるの面倒だし、借りポンプと手持ちの CO2 ボンベ2本でなんとか帰宅出来るだろうと踏んでそのまま走りました。

クリンチャーのパンクと全く違うのは、一気に抜けないこと。しかもエアが抜ければ抜けるほどエア漏れの勢いが減る。8 bar から 4bar くらいまでは一気に減るけど、その後は減る勢いが衰えて 2-3 bar くらいまで減れば数時間は持つでしょって感じになる。さすがにそこまで減ると走行抵抗大きくてヤな感じになるけど、構造上リム打ちパンクがないのでママチャリ感覚で走れば OK って感じ。
結果、CO2 インフレータで少しづつ継ぎ足しながら走って無事帰宅出来ました。
以下のような継ぎ足し補充可能なヘッド持っててホント良かった。

帰宅してから、犯人をチェック。
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やっぱり、瞬間接着剤で修理してあったこの傷です。
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8 bar 入れるとこんなくらい盛大に漏れてます。

写真撮るの忘れましたが、タイヤの裏側には全く傷がない。チューブレスのパンク修理はクリンチャー向けのパッチキットではなく、ゴム糊付きのゴムパッチが鉄則らしいので貼ってみたが、全く効果なし。傷はカーカスには達しているので、カーカスを遠くから通ってきたエアが抜けているのか ? でも、ググってもこんな事例は見つからない。

とりあえず瞬間接着剤を丁寧に取り払って再度注入したら、全く漏れなくなったよう。これで良いんだろうか ? うーん、チューブレスって希少すぎて web 上の情報少なく自分で解決しろ系なのかもと感じてます...

2015.7.27 追記
150km くらいのライドに出かけると瞬間接着剤が削れて漏れ始めます。毎回瞬間接着剤で補修するのが結構面倒です...
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2015年05月31日

IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C レビュー

こちらの記事で書いた IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C ですが、履いてから平坦路やヒルクライムを含めて数百km走ったのでレビューです。

今まで履いたことあるタイヤは ミシュランPRO4 SC -> コンチGP4000S -> SOYO EX-WING -> このタイヤ なので、その中での比較でしかありません。

SOYO EX-WING (HUTCHINSON FUSION3)  もそうでしたが、クリンチャーよりゴムゴムしたママチャリタイヤ的なフィーリングです。SOYO EX-WING より IRC Formula Pro TUBELESS RBCC のほうがゴムゴム感が少なくてクリンチャーに近い感じ。

クリンチャーより巡航時の走行抵抗が少ないのははっきり感じます。また、悪路での乗り心地や信頼感もクリンチャーよりはっきりと良いです。荒サイの田んぼ迂回路の荒れた路面を苦痛に感じません(って言っても分かる方少ないか)。

グリップも良いです。PRO4 が身を削りながらグリップしてくれてる感があるのに対して、ゴムの力で食い込んでる感じ。GP4000S のグリップ感に近いですが、グリップ力は GP4000S より高く、質は違えども PRO4 のグリップ力に近いかも。

でも踏み出しはちょっと重い感じがするし、ヒルクライムも楽ではない気がする。まあ、私の貧脚では「感じる」「気がする」レベルで他のタイヤと大差ないってことです。

SOYO EX-WING との違いは...正直分かりませんでした。PRO4 と GP4000S の違い以下です。

23C と 25C の違いは、このタイヤの 23C と比べてみないと分からないですが、案外フィーリングに違いは無いようです。だとしたら信頼性や耐パンク性の評価になるんでしょうが、何本も試してみないと分からないレベルだと思います。

総合的には、ゴムゴムして重い感じのくせに走行抵抗が少ないフィーリングが気にいるかどうかで、クリンチャーを選ぶかチューブレスを選ぶかが決まりそうだと感じます。また、少なくとも決戦用って感じじゃなくて、普段使いやロングライドに適したタイヤだと思います。

ところで昨日、いい気になって荒れた山道ブイブイ走ったら、ザックリやられてました。
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少しだけカーカス見えていますが、裏面にまでは達してない模様。エア漏れも少ししてますが全く気にならないレベル。なので瞬間接着剤注入で修理することに。
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空気入ったままで接着剤入れるとエア漏れのせいでうまく入りません。空気を完全に抜いてから瞬間接着剤注入し、数時間乾かして空気入れたところ、エア漏れは完全に止まって補修成功したみたい。
サイドは弱いようなので、同じような傷をサイドでやられていたら致命傷になったかも。信頼性高いと思ってましたが、案外ゴムは弱いのかも知れませんね。もうちょっと長期運用してから再度レビューしますね。

2015.6.14 追記
瞬間接着剤注入後 300km くらい走った後の状況です。
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かさぶたは取れましたが、ゴムの中に入り込んだ瞬間接着剤は生きていて良い感じです。エア漏れもしてません。

2015.7.27 追記
こちらの記事にこのパンクのその後の顛末を書いてあります。

2015年05月24日

チューブレスタイヤの組付け方法をやっと習得出来ました。

こちらの記事で IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C に交換したことを書きましたが、チューブレスタイヤの組付け方法のコツをやっと習得出来たようなので報告します。

1. タイヤのはめ方
web で検索すると、「n時間かかっても無理だった」とか「手の平の皮擦りむけた」とか恐怖体験がいっぱい出てきて呆然としますが、時間や力勝負ではなくコツです。何度か経験してコツを掴むとそれほど力入れなくても嵌めることが出来るようになります。コツをまとめると以下の3点です。
  • ビードを確実にホイールの溝に落とし込むこと
    はめようとしている側のビードがホイールの溝に全周に渡って落ちていることがポイントです。
  • バルブ付近を最後にはめること
    バルブ付近は溝に深く落とし込めないので、最後です。
  • タイヤレバーを効率的にビードを伸ばせる場所に差し込んで少しずつビードを伸ばしながらやること
クリンチャーと基本は変わりません。クリンチャーは多少いい加減に力任せでやっても出来ますが、チューブレスは基本に忠実にキチンとやらないと出来ないだけ。IRC のこちらのページの説明が一番正確と思いますが、これではタイヤレバーの使い方のコツは分からないです。っと言っても私も言葉では上手く説明出来ません。とにかく、力や時間ではなく、経験とコツです。
最終的には走行中のパンクでも IRC のチューブレス専用タイヤレバー2本とチューブを携行すれば、クリンチャーと遜色ない時間でチューブ入れて走行出来る自信がつきました。
ちなみに WH-6800 の場合、こちらの記事で書いた SOYO EX-WING ( HUTCHINSON FUSION 3 ) より IRC のほうが嵌めやすかったです。
また、冬場はタイヤが固くなって苦戦しますので、初めての方はまずは夏場にトライすることをお勧めします。

2 .ビード上げの方法
ビード上げのコツは以下の5点です。
  • パルブ両側に確実にビードを落とし込むこと
    これさえ出来てれば普通のエアポンプで普通にポンピングすれば楽々とビードは上がります。勢い良くエアを入れる必要は全くありません。うまく上がらない場合は、まずはバルブ付近のビードの状態を確認して下さい。
  • 石鹸水
    論理的に考えてそんなもの有用じゃないだろとちょっとバカにして量を怠ったことが敗因でした。石鹸水が少ないと、ビードがちゃんと上がらずタイヤサイドからエア漏れします。十分すぎるほどビードとリムに歯ブラシで石鹸水を塗布してからビード上げするとうまく行きました。IRC の説明ではビードとリムの隙間から空気漏れするように書いてありますが、私の場合は一度もビードからは漏れずタイヤのサイド(特に文字の部分)から以下の写真のような感じで漏れました。
    IMG_5947.JPG
    初めてビード上げした後や日常のエア点検で多大なエア漏れが発見された場合は水につけて漏出箇所をチェックし、エアを一旦抜いてビードを落とし、石鹸水を全周に塗布し、再度ビード上げを行う必要があります。(これ面倒!!)
    漏れの理屈についてはこちらのページが参考になります。
    ちなみに走行中のパンクはチューブ入れて対策するので石鹸水はいらないので石鹸水の携行は必要ありません(まだパンクしてないので多分)。
  • ビードが上がる時の乾いた音
    重い音がした時はビードがちゃんと上がってません。4 bar 付近で「パキンパキン」と複数回の乾いた音が鳴れば大丈夫。
  • タイヤのヒゲがビードとリムの間に挟まらないこと
    SOYO や HUTCHINSON では問題なく、IRC だけの問題と思います。以下の写真はヒゲを切断した後ですが、赤丸の部分のようにリムに近接した場所にヒゲがあり、新品タイヤはヒゲがビードとリムの間に挟まってエア漏れの原因となります。ヒゲを丹念に短く切断する必要があります。
    IMG_6010.JPG
  • ちょっとしたエア漏れで右往左往しないこと
    こちらの記事が反面教師です。こんなことでタイヤの品質やパンクを疑ってはいけません。クリンチャーに比べると色々な要因でスローなエア漏れをするものなので、「一日1barくらいはどんとこい! 来週末ビード上げ直しすりゃいいや」くらいの気持ちでやりましょう。

ふぅ、チューブレスってなんて色々なコツが必要なタイヤなんだろ。でも、何とか運用に乗せる自信はつきました。

実走行レビューはもうちょっと走ってからレポートしますが、こんだけ苦労しても良いほど信頼性と乗り心地は良い感触。乞うご期待。

2015年05月17日

IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 到着するもハナっから不良品 ?

こちらの記事に書いたように、シマノ Wh-6800 とチューブレスタイヤの組み合わせの旅を続けてます。今回届いたタイヤは IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C。本当は 23C のつもりだったんだけどオーダー間違ったよう。
IMG_5946.JPG
295g かぁ。23Cの 軽量クリンチャーとチューブより重いかも。25C って始めて履くし興味あるので、返品しないでこのまま進めよう。

チューブレスの嵌め方は随分習得出来ました、暖かい時期なら走行中のパンク修理もクリンチャー並の時間で出来る自信がついた。コツは何かって... うまく表現出来ませんがクリンチャーと基本は変わりません。ホイールの溝にタイヤのエッジを確実に落としこむこと、バルブ付近を最後に嵌めること。ビード上げはバルブ両側にキチンとタイヤのエッジが噛みこんでいる限り普通のエアポンプで楽々上がります。

問題はその後。
打刻された文字の付近で盛大にエア漏れが。
IMG_5947.JPG
特に「TUBELESS」って文字の付近が凄い漏れ。シャレになんないです。フロントは 12時間で 8bar->3bar、リアは 8bar->4bar ってダメだこりゃ。やっぱシーラント前提なんだろか。でも WH-6800 みたいなシマノのホイールはシーラント禁止で、実際腐食された例もあるみたいなので怖くてシーラントは入れられない。
Amazon で一番安いとこから通販で買ったから B 級品押し付けられたのか ?  ともかく、もう二度とチューブレスは買わずクリンチャーに戻ります。

2015.5.24 追記
これ、タイヤの品質の問題ではなく、組み付け方を間違っていたためだと後から分かりました。チューブレスタイヤの組付け方法のコツについてはこちらの記事で総括していますので、そちらをご覧下さい。
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