2023年10月25日

やっぱりミッシングリンクは信用出来ない・チェーンゲージがなくなる怪奇現象

Emonda 君の変速が不調なケースが出てきたのでチェーンゲージでチェックしてみたら 0.75 でまだそれほど…って感じ。
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まさかと思いミッシングリンク付近を測ったらやっぱり。
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だからこいつは信用出来ない。

ところで、チェーンゲージが家の中で無くなるという怪奇現象に遭遇したひとはいませんか?僕は二度ほど経験してます(笑)
今回も無くして購入したのはこれ。
0.75 と 1.00 が別の腕になっているやつがよくありますが、これは一本の腕でシームレスに測れて便利なのでお勧めです。

2023年08月03日

超軽量で安いスプロケ SUNSHINE

中華ではありますが、大変良いと知り合いに聞いたので SUNSHINE というメーカーのスプロケを入手。
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AliExpressで安く買えるという記事も見かけるんだけど、やたらとバリエーション豊富で偽物も多そう。
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確かそうなやつはやっぱりこんな値段がする。これくらいの値差なら Amazon を信じるかなというのが僕の判断。

こちらの記事に書いたロークロスのレーコンとは違い、11-32 T:11-12-13-15-17-19-21-23-25-28-32 とシマノと同じギア比率。重量もレーコンよりずっと重い。
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でも以下のシマノ11-32Tよりは軽くしかも安い。
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11-30T が欲しい僕にとってはその選択肢がないことが辛い。

でわでわあとは精度とか性能ですよね。

構造的にはアルミを完全削り出しのレーコンと比べると樹脂スペーサーも使ったハイブリッドな感じ。
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見た目の精度は悪くない。

ノバテックのハブに入れてみたけど、最後の3枚で突っかかり無理(大汗)
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同じものを買った知り合いにゴムハンマーで叩けば入ったと聞き解決。加工精度より組付け精度に問題がある個品があるみたい。まぁ、玄人さん向けなのは間違いなさそう。

指定締め付けトルクは 40Nm でシマノと同じ。
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シマノ 11-32T からの置換では RD の調整もほとんど必要ない。40km ほど走ってみたけど、ギアチェンジの違和感があるレーコンに比べるとシマノ純正スプロケに近い。これならレーコンと違って常用出来そう。あとは耐久性だけど、もっと走り込まないと分かりませんねって感じ。

2023年05月05日

レーコン(Recon)スプロケットの締め付けトルクについて

ハルヒルに向けて、こちらの記事に書いた、レーコン(Recon)スプロケに交換。
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ハルヒルの過去の記録を見ると30Tより32T のほうが良い記録が出ていて、30Tのレーコンの軽さとロークロスの効果が吉となるか凶となるか?
締め付けトルクを20Nmって書いてある嘘サイトがあって信じてしまっていたけど、ロックリングには 22 ft.lb って明記されていて、Nm に変換すると 約 30Nm。シマノの指定トルクは 40Nm なので、ちょっと弱めくらいであまり気にする必要はなさそう。
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気にする私はトルクレンチでやったけど、30Nmは僕だと思いっきり体重かけないと無理なレベルで、目分量でやってるシマノと変わらんって感じ。
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結構ネットの情報っていい加減の代表例かも。

2022年12月26日

サンタさんキター!レーコンのスプロケット : ヒルクライム限定の特殊戦闘機

サンタさんキター!レーコンのスプロケット。ではでは、そいつの説明を。

シマノの11速11-30Tの普通のスプロケットは以下のようなギア構成になってます。
11-12-13-14-15-17-19-21-24-27-30

レーコンのスプロケットは
11-12-14-16-18-20-22-24-26-28-30

シマノのスプロケットは数字だけを見ると低いギアほど差が大きくなるように見えても、約10%ずつの変化をキープしているので理に適ってます。
レーコンはあえて低いギアの差を少なくして高いギアの差を増やしてます(ロークロス)。ヒルクライムでは有利になりますが、平坦高速巡航でのギアのつながりは犠牲になります。さらにアルミの削り出しで極限まで軽さを追求し、重量はシマノの約半分。
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メーカーは耐久性に太鼓判を押していますが、シマノより弱いことは確実でしょう。締め付けトルクはシマノの約半分の20Nm。確かに凄く華奢な感じなので トルクレンチがないと怖い。
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僕が使っているトルクレンチについての記事はこちらを。

あと、ネットで検索しても情報が出てこない、こんな0.6mm(デジタルノギスの実測で0.5mm)のスペーサーが同梱されてました。
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スペーサーなしで取り付けてみたらディレイラー調整が決まらず、ハブ側に入れてみたら決まるようになった。

調整が決まらないとか、変速性能最悪とか書かれているサイトもありますが、確かにシマノより調整はかなりシビアですが、うまく決まればそこまで酷くはありません。うまく行かない人はスペーサーを入れ忘れてるとかじゃないかな?

この記事読んでるとなんだか面倒そうに感じますよね。その通りです。私は毎週のロングライド&ヒルクライムで使う気には到底なりません。ヒルクライムレース特化の特殊戦闘機仕様です。

金色がデフォルト色ですが長期に渡って納期未定で、乗鞍色のレインボーは在庫があったのでそれにしました。毎年期間限定でこのような特殊色が販売されます。

少し実走してみた結果はディレイラー調整時と同じで、変速はシマノの「ヌルっ」とした感触ではなく「ガチャガチャ」。でもヒルクライムTTのタイムを阻害する感じはありません。あとは軽量化とロークロスがどれだけヒルクライムレースのタイムに貢献するかだけど、その結果は本気のヒルクライムを何度かこなしてからレポートします。

2023/5/5 追記
締め付けトルクを20Nmって書いてある嘘サイトがあって信じてしまっていたけど、ロックリングには 22 ft.lb って明記されていて、Nm に変換すると 約 30Nm。詳しくはこちらの記事を参照ください。

2022年10月04日

5800系105の変速レバーが破損!5800系は既にスモールパーツが無くなってるので注意ですよ。

EMONDA SL君の 5800 系の 105 の右の変速レバ(写真赤丸)ーがプラプラに。スプリングが折れてるらしくパーツをさがしてみたけど、5800 のスモールパーツは市場から無くなりつつあるんですね。
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スプリング単体の販売はなく、こんな形態でのアッセンブリー交換になるんだけど、通販では探しきれずパワーコープさんに手配と作業をお願いしました。

交換にはこんな専用工具が必要とのこと。
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こんな低頻度のトラブルで専用工具買うなんて馬鹿らしいし。

でもたった5年、3万キロで壊れるなんて…そんなもん ? STI ってコンポの中で一番複雑そうで稼働頻度も多いからしょうがないのかな ?

上記の写真は手配と作業をお願いしたパワーコープさんのブログから拝借。

Di2・ディスクブレーキなんて僕には必要のない仕様てんこ盛りの R7100 が出て、R7000の行方も危なくなってきたので、5800系と互換性がある ST-R7000を即刻確保。

なんだかな〜、ロードバイクに乗り始めて10年で既に懐古趣味オヤジかよ。最近の電子化されて PC やスマホみたいになってきた車と同じじゃんと思っちゃう。そんな車が嫌でチャリに向かったんだけど(涙)
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