ミノウラのボトルケージ AB100(デュラケージ)は定番中の定番ですよね。お手軽価格で十分軽い。塗装が剥げやすい問題はありますが、その点以外は耐久性も大したもんだと思います。塗装が剥げるのがイヤなんで僕の定番はアルマイト加工のシルバー。フレームがブラックなんで色的に合ってるし。
ところが先日、
こちらの記事に書いたように、ダウンチューブ下の AB100 が金属疲労で破損する事件があってボトルケージの強化を検討してみました。ちなみにダウンチューブ下へのボトルケージ増設のやり方に興味がある方は
こちらの記事をご覧くださいね。
このボトルケージにはツールボトルをつけてるんですが、重量は約600g。
そもそもこんな重いものぶら下げるのが悪いとは思いますが、アクセスの悪いこの位置と重心を低くしたいことを考えると、答えはツールボトルになる訳ですよ、僕の場合。
で、調べてみたんですが実は AB100 には後ろに -4.5 ってつくものと -5.5 ってつくものの二種類があるんですね。数字は素材の線径を表していて、AB100-4.5 がロードバイク用、通常店頭に並んでいるのはこのタイプ。AB100-5.5 のほうが頑丈で MTB 用、店頭ではほとんど見かけません。
左が 4.5 で 右が 5.5 ですが、全く同じ形なので大きな違いは感じません。お値段も大差ない。
早速 AB100-5.5 を買ってつけてみました。結果は OK。わずか 1.0mm の差とは思えない程 AB100-5.5 は丈夫そうです。もちろん、逆に柔軟性は損なわれるのでボトルは取り出しにくくなります。でも、用途的に取り出しにくさより吹っ飛んでしまうほうが心配なのでよろしかろうと。
以下、4.5と5.5の重量の実測値です。
4.5 は 38g。
5.5 は 54g。
ちょっと走ってみましたが、荒れた路面でのツールボトルのガタつきが激減。16g の違いなら許します!
で、
ミノウラの AB100 のサイトを見ていて気づいたのは、これの素材(ジュラルミン)って「あの」神戸製鋼製なんですね。もしかして僕の金属疲労事件も捏造系?(笑)