2012年10月31日
チマチマと省エネ
100baseT hub・SX-200U2(Ether越しにUSB使えるデバイス) ・USB hub それぞれ1台づつ撤去で合計-12W(結構大きい)。
地域住民の方へのサービスとして設置してきたパラボラアンテナ付き FON ROUTER を泣く泣く撤去で -2W。
VHS デッキなんてほとんど使わなくなったので撤去。-2W。
ふう、やっとこれで合計 -16W。
あとは、リビングの PC・AV 機器の残り 18W の待機電力をどうしようかというところだけど、家庭内 LAN の全面有線化(無線LANをやめる)が最も効果が大きそう。Gbit network への移行も含めて考えたいけど、古いカテゴリー5 配線中心の我が家はへたすると全面的に有線LAN配線引き直しが必要になって費用が発生する。私は今まで家庭内ITインフラで長期的な省エネ含めた対投資効果なんてほとんど考えなかったけど、個人でも考えるべき時代が到来していると感じてます。
過去の消費電力履歴を東電でんき家計簿で確認した結果、我が家は10月〜12月は待機電力の影響力が支配的で、1月あたりからホットカーペットが主要因と思われる電力消費増加が顕著となります。1月までに待機電力の徹底削減とホットカーペットの省エネ対策について考えていかねば。
2012年10月03日
この夏の省エネの状況
一番大きい要素は「家庭内運用による影響」です。
例えばカミさんがお教室として使っている部屋のエアコン稼働については顧客へのホスピタリティー向上のためと言われれば手を出せない。
高校受験の息子の部屋も同じ。「暑くて勉強出来ない」と言って引きこもってやがる。何度に設定しているかすらコントロール不能。もっとお尻叩いて塾の自習室に行かせたら、月に \1,000〜\2,000くらいは浮いたのではないか ?
工場で省エネに取り組むと総論賛成にも関わらず、各論に入ると「そんなことして品質が落ちるとどうする」とか「労働条件悪化になるけどどうする」とか批判噴出するのと全く同じ状況です。というか、むしろそれよりタチが悪い。
結局、一番手っ取り早くて効果がありそうなのは、待機電力の削減です。自慢することではないですが、なんたって我が家の待機電力は夏場は 180W くらいあると分かりました。そのうち 115W が冷蔵庫、44W が AV・PC 機器、あと 21W が不明ですが、多分給湯器やエアコンあたりかな。これ以上はクランプメーターで追うしかないので次の課題にします。
待機電力を半分にするだけで年間 \23,000 くらい減る計算になる。2003年製造の冷蔵庫の分が新品買って半分になっただけで年間 \14,700削減。買い替える投資効果はありそうです。
ひとまず基本契約アンペア数削減と待機電力削減だけを対象とするなら、結果的には CK-5 と CK-TC01 なんて大掛かりなシステムではなくクランプメーター単体で各所の瞬時値を測り倒していったほうが早かっただろうというのが私の現時点の結論です(泣)。
でも、結局卵が先かニワトリが先かの議論なので、大掛かりなシステムで大局が見えてブレークダウン出来たことは成果の一つなので我が家は良しとしよう。
私は大掛かりシステムが無償貸与なのでこれで良いですが、対投資効果を考えると普通の一般家庭はこんな何万円もするシステムを最初に手に入れても無駄だと思います。まずはクランプメーター一つで頑張れば少なくとも待機電力削減はなんとか出来るはず。
で、最後に「省エネ」「クランプ」「メーター」あたりでこの記事にたどり着いた方に警告!!! : クランプメーター/テスターは電気に対する知識がないとテスタ機種の選定、設置、精度の高い計測、省エネへの展開は難しいです。私に時間があればわかりやすい記事を今後書こうと思いますが、それがこのサイトに無い限りは色々勉強してからトライして下さい。
2012年07月24日
省エネナビで解析
2012年07月21日
省エネナビが来た〜
さいたま市の募集のページには中国計器工業株式会社のCK-5の写真が載っているので事前に調査しておきましたが、到着したのは埼広エンジニアリングの PS03 と中国計器株式会社のCK-TC01。
どう見たって PS03 より CK-5 のほうが高機能なので、ホームページの写真と違うじゃないかと文句つけたら CK-5 が送られて来ました。一般市民をバカにするなー。
CK-5 は単体で個別電力も測れるのですがセンサーが入って無かったので問い合わせたところ、個別電力は CK-TC01 で測れとのこと。
CK-TC01 はあまりにイマイチな仕様で LCD がついているのに時刻しか表示されず、miniSD メモリに保存されている csv ファイルを PC で読み込まないと電力消費量が分かりません。こんなもの市販したら誰にも見向きされないでしょうね。大量の不良在庫抱えてしまったんだろうか ?
おまけに CK-TC01 のセンサーは CK-5 と共通のようです。無線 ID が同じものを配布したらすむ話しだと思うのですが...意味不明です。実売価格 \2,000 くらいのワットモニターのほうがよっぽど使い勝手が良さそう。まっタダで貸与頂いていると思えば許せますけど(笑)。
CK-5 のほうはまずまず使いやすいと思います。USB で PC 繋いで設定したりデータのダウンロードができますが、PC 側のツールの UI が Windows 3.1 の頃を思い起こさせる使いづらさでレトロな感じです(笑)。こちらから EXCEL での解析ソフトのダウンロードも出来ます。
左が CK-5 右が CK-TC01
家族に「私は測る人、あんた達が努力して節電する人」と宣言して大顰蹙をかってます(爆)。
2012年07月14日
省エネナビ
電球の蛍光灯化や家庭内サーバーの24時間運転の廃止(Wake on LAN化)等を進めた結果、昨年比 約20% 減の電力消費低減に既に成功していますが、更にもっと !!! ということで電力計(パワーメータ)の設置を検討しました。
家庭用のパワーメータは配電盤(ブレーカーボックス)に取り付けて住居全体の電力を計測するタイプとコンセントとプラグの間に取り付けて個別の機器の電力を測定するタイプの二種類がありますが、前者は一般的に高価、後者は低価格ですが個別機器のチェックしか出来ないの対象機器の数だけ必要ですし全体最適解を求めることが困難です。双方購入すると現時点では費用対効果に見合った価格の機器を探すのは難しい。
それで見つけたのがさいたま市による省エネナビモニター募集です。全然知りませんでしたが、かなりの数の地方自治体で数年前から貸与が行われてきたものなんですね。埼玉県での貸与も行われています。
さいたま市は住居全体の電力を計測するタイプと個別機器の電力を計測するタイプ(3つまで)の双方を同時に貸与して頂けて、さらには貸与期間が終了しても事業が終了するまでは無料レンタルが継続出来るという好条件です。今年度は 30 世帯限定ですが、まだ 20 世帯分以上の残りがあるとのこと。私もそうでしたが、その存在に気付かないんですね。広報不足も大きいでしょうけど。
あと、最近感じるのは、首都圏の感覚(自宅も会社も商業施設も 28℃設定、クールビズでも常時汗じんわりが普通)と地方に出張した時のオフィスの環境と意識があまりに違うことです。23℃設定の拠点の会議室でクールビズで打ち合わせすると、体調が一気に悪くなります、ホント。