モッパーです。
Arduino と Android の連携も始まっているようですね。とある方の Facebook からヒント頂きましたが、HapyHackさんで ADK(Android Open Accessory Development Kit)ボード取り扱われています。
私自身、Android は保有せず知識がないので資料見ても評価出来ませんが、近い将来ロボカッパー達が iphone や Android で Arduino にプログラムダウンロードしたり、もっと言うと iphone や Android がロボットに搭載されたりする時代も来るのか ? PC 搭載より現実的なソリューションなのかも知れません。
おやおやまたして RCJ なネタ。
2012年03月30日
2012年03月11日
ちっちゃいものくらぶのガイガーカウンタ
今日は、以前こちらから入手したSBM-20 GM 管のガイガーカウンタが動作しなくなったので、ちっちゃいものくらぶさんのキットで SBM-20 を再利用してやってみました。結果、OK です。Arduino なのでファーム書き換えて色々遊べそう。実は一度実装を失敗しましたが、ちっちゃいものくらぶさんのご厚意で復活出来ました。ちびでぃ〜の等含めてちっちゃいものくらぶさんの活動に注目しています。
2009年10月24日
C 言語のテキスト
モッパーです。
どちらのサイトか忘れたのですが、小学生が C 言語について学ぶにあたって良いテキストがないかという質問を見た記憶があるので、今 N 君に取り組んでもらおうとしているテキストの紹介です。メンバー達は体系的にコンピュータ言語を学んできた訳ではないので、そろそろそこが限界になっていると感じてまして、ちゃんと 体系的に C 言語の全体を把握してもらおうと思っています。
選んだテキストは「なぞりがき C 言語学習ドリル」です。


「次の文を 3 回書きなさい」「プログラムの読みをカタカナで書きなさい」!!! 反復練習や暗記を中心とする日本的(アジア的?)教育をコンピュータ言語に適用したのを見たのは初めてです。
誤解が無いように書いておくと、次のページ以降になるとこのような反復型の練習問題ではなくなり、ページが進むにつれてどんどん高度な問題になっていきますし、良く出来ているテキストだと思います。奇数/偶数・円の面積の算出方法あたりを理解していないと出来ない問題もありますので、小学校5-6年の算数を理解する子供でないと無理だと思います。なぜか鉛筆で「なぞり書き」をする部分が、問題がかなり高度になってからも残っているところだけは意図が理解できていません(笑)。
どちらのサイトか忘れたのですが、小学生が C 言語について学ぶにあたって良いテキストがないかという質問を見た記憶があるので、今 N 君に取り組んでもらおうとしているテキストの紹介です。メンバー達は体系的にコンピュータ言語を学んできた訳ではないので、そろそろそこが限界になっていると感じてまして、ちゃんと 体系的に C 言語の全体を把握してもらおうと思っています。
選んだテキストは「なぞりがき C 言語学習ドリル」です。

ドリル形式になっていて進捗度や理解度がチェックできるし良いかな ? という軽い気持ちで選んだんですが、最初の問題を見て衝撃を受けてしまいました。
ボケボケの写真ですみません。本文全部写したりするとまずいでしょうから、練習問題のサンプルのみです。

「次の文を 3 回書きなさい」「プログラムの読みをカタカナで書きなさい」!!! 反復練習や暗記を中心とする日本的(アジア的?)教育をコンピュータ言語に適用したのを見たのは初めてです。
誤解が無いように書いておくと、次のページ以降になるとこのような反復型の練習問題ではなくなり、ページが進むにつれてどんどん高度な問題になっていきますし、良く出来ているテキストだと思います。奇数/偶数・円の面積の算出方法あたりを理解していないと出来ない問題もありますので、小学校5-6年の算数を理解する子供でないと無理だと思います。なぜか鉛筆で「なぞり書き」をする部分が、問題がかなり高度になってからも残っているところだけは意図が理解できていません(笑)。
2009年03月14日
フィジカルコンピューティング
今頃気付くなといわれそうですが、フィジカルコンピューティングなるものの波が起こっているんですね。 Gainerとか、Arduinoとか。Flash でプログラミング出来たり、ロボカップジュニアで使えそうなセンサーも供給されていたり、なかなか面白そうです。
古典的名書「Hackers」でも MIT の鉄道模型クラブでのコンピュータ制御がハッキング(というかコンピューティングを目的としたコンピュータ使用というか)の始まりとして記述されています。つまり、コンピュータと物理的世界との密接で多様な関わりが趣味的コンピューティング初期から既に重要であったわけであり、フィジカルコンピューティングは先祖帰りとも言えるムーブメントだと思います。これは日本国内も同じで、TK-80 や LKIT-16 と言った初期のパーソナルボードコンピュータの頃はソフトウェア・ハードウェア・電子技術は切り離せない領域でした。私の経験のなかでも学研電子ブロックと初期のパーソナルボードコンピュータは全く連続した存在です。
今日のロボティクスへの注目もある意味それらの集大成であると言えます。(メカトロとかセンサーとか画像処理とか、さらに広範囲な技術を包含していますが)
また、こういった複合的な技術や物理的要素のすり合わせによって1つの完成形を作るのは、まさに日本人のお家芸のはずです。
Gainer、Arduino や LEGO の RCX・NXT はプラットフォームとしてとても良く出来ていると思いますし、日本人が何故こういったものを生み出せて行けないかについて忸怩たる思いがあります。でも、日本人のお家芸(能力)が発揮できる領域はそのようなプラットフォーム化とは違う領域であるように思います。それをどのように形式知にして(形式知にしない!!!という選択肢もあるかも知れませんが)次世代に伝えていくのかについての方法論と教育の「場」の不在が最も大きな問題のように感じます。もちろん、ロボカップジュニアはまさにそれに相応しい「場」であると思ってやっているわけですが。
古典的名書「Hackers」でも MIT の鉄道模型クラブでのコンピュータ制御がハッキング(というかコンピューティングを目的としたコンピュータ使用というか)の始まりとして記述されています。つまり、コンピュータと物理的世界との密接で多様な関わりが趣味的コンピューティング初期から既に重要であったわけであり、フィジカルコンピューティングは先祖帰りとも言えるムーブメントだと思います。これは日本国内も同じで、TK-80 や LKIT-16 と言った初期のパーソナルボードコンピュータの頃はソフトウェア・ハードウェア・電子技術は切り離せない領域でした。私の経験のなかでも学研電子ブロックと初期のパーソナルボードコンピュータは全く連続した存在です。
今日のロボティクスへの注目もある意味それらの集大成であると言えます。(メカトロとかセンサーとか画像処理とか、さらに広範囲な技術を包含していますが)
また、こういった複合的な技術や物理的要素のすり合わせによって1つの完成形を作るのは、まさに日本人のお家芸のはずです。
Gainer、Arduino や LEGO の RCX・NXT はプラットフォームとしてとても良く出来ていると思いますし、日本人が何故こういったものを生み出せて行けないかについて忸怩たる思いがあります。でも、日本人のお家芸(能力)が発揮できる領域はそのようなプラットフォーム化とは違う領域であるように思います。それをどのように形式知にして(形式知にしない!!!という選択肢もあるかも知れませんが)次世代に伝えていくのかについての方法論と教育の「場」の不在が最も大きな問題のように感じます。もちろん、ロボカップジュニアはまさにそれに相応しい「場」であると思ってやっているわけですが。
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