こちらの記事に書いたように、妻の和楽器の録画と録音には散々苦労してきましたが、その悩みを一気に解決してくれそうな
HDR-MV1 が SONY から日本でも発売されたので、早速ポチッしてのレビューです。
お値段を考えると、音質については文句ないです。

妻と娘の演奏を実録してみましたが、とてもノイズレベルが低くてクリア。ただし、和楽器には相応しくない程ダイナミックレンジが大きく「痛くて」「痩せた」音になってしまう。外部マイクに
AT-822 を使ってみましたが、ノイズレベルが少し上がるけど痛くなく良い感じです。これだけマイクの特性を感じられること自体が HDR-MV1 の素性の良さを示します。
画質については、演奏会等複数のシーンを撮らないと正当な評価出来ないので、後ほどレビューします。
取り込んだファイルの PC への転送で一悶着。メモリは SDXC 64GB を入れたので、WindowsXP では USB 経由でもメモリカードリーダでも全く認識してくれない。SDXC は Windows Update では入れてくれない
更新プログラム KB955704 をインストールする必要があります。こいつさえインストールすればUSB 経由でもメモリカードリーダでも大丈夫。ただし、MVR studio はこいつを入れても WindowsXP にはインストール出来ないよう。
以下、不満な点です。
- 側面にしか液晶ないので演奏中のチェックに手間取る。スマホ接続出来るんでまあ良いですが。
- スマホからのリモートコントロールの機能が貧弱。画像のチェックと録画の開始/終了しか出来ない。一旦録画始めてから、リモートから音量のコントロールとか画質調整したいことがよくあるのに。
- ズームがない。思い切ったスペックとして評価しますが、実用上はやっぱり欲しい。
- ヘッドフォンジャックが抜けやすい。モニタ用途でヘッドフォンを使うシーンでは結構致命的。
でもまあ、こんな不満点はアバタもエクボという感じです。そんなことより、この製品を世界に送り出した SONY を賞賛したい。ウォークマンよりずっとニッチなマーケットかも知れませんが、初代ウォークマンやGoProの衝撃と同じレベルの鳥肌立つ感覚を感じます。GoPro と同じように、特に音楽シーンで SONY が想定もしてなかった使用方法が生まれたり、二番煎じ商品が追いかけることになるだろうと思います。
2014.4.14
こちらの記事に実際撮影した結果のレビューと動画編集のポイントについてアップしました。2014.4.20
こちらの記事にウインドジャマー(風防)についてのレビューがあります。
posted by モッパー at 20:50
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