オヤジの自転車一人旅シリーズ(2) です。
安曇野に一泊して、
やまめの学校のグループレッスンを受講。

この日はかなり初心者の方からレースでの優勝経験者まで幅広いスキルの8名(私含む)の方が受講。
午前は座学で
自転車の教科書には書かれていないことも含めてたっぷり講義を受けて、午後は実走ながら色々とアドバイスを受けたりトレーニングメニューをこなして行きます。

初心者の方で明らかにポジションが変な方のセッティングを次々と堂城先生が直して行きます。主にシートとハンドル位置ですが、替えのステーがあるわけではないので、単にスペーサーをなくしたりハンドルを下に向けてブラケットの位置を下げてしまうだけなのですが、調整してもらった方からは「すごく楽になりました」との声が。
私へのアドバイスは「明らかにハンドルが近いよね。登りと立ち漕ぎは下ハン持つと丁度良いと思うよ。今日一日そうやって下さい。」でした。ええっー、登りと立ち漕ぎで下ハン使ったことなんてないのに思いましたが、習ったフォームで乗ると確かにバッチリです。
なんとなくおじぎ乗り(先生曰く「私はやまめ乗りとは呼んでいない」)はハンドルが高いのかと思っていましたが、そうではないようです。ハンドルの高さ云々よりも骨盤と背中の傾き方だけを見て判断しているとのこと。
自転車の教科書にスタンディングスティル出来ないとダメって書かれていますが、びっくりしたのは堂城先生は静止したまま手放しとか、静止したまま地面のものを持ち上げるとか出来ること。
習ったこと全ては書ききれませんが、
自転車の教科書に書かれてなくて目から鱗だったものを幾つか書いておきます。
- ポジションは自分で出すもの。お店に頼んではいけない。
- 尿道が痛くなるならサドルの真上に乗らず尿道の横で乗れば良い
- 自転車はペダルを全く回さなくても前に進む(本当です。私も出来るようになりました。)
- 自転車の教科書第二弾で軸にしようとしている内容(書いて良いのかどうか分からないので書きません)
とてもお勧めです、このレッスン。安曇野まで行く価値あると思います。リピーターになっちゃいそう。当日受講した熟練者の方によると「プロを引退した方は普通お店を開いて自転車や部品の販売で食べて行くが、教えるスキルだけで食べている方は堂城先生だけだと思う」とのこと。
レッスンが終わって皆さん
自転車の教科書に堂城先生の一言とサインをもらってます。「おおそうだ、確か私も本持って来たはずだ」と車に戻って探してみると...

オーマイガッ。私は絶対間違えてはいけない誤りを犯していました。(大泣)
オヤジの自転車一人旅シリーズ(3) - 大町に続く。
どこにコメント入れようか迷いましたが、やまめの学校は気になりました。
やはり走りが変わりますか?
しかし、まさか、本を先生に見せて無いですよね?見せたら退学?
本当の初心者の方にとってはかなり変わるかも知れませんが、ある程度フォームが出来上がってしまっている人はかなり時間をかけて練習しないとすぐに速くなったりするものじゃないと思います。
先生の目の前でカバン開けて「あれー」なんて言いながら本を取り出したら目も当てられない状況になったかも知れませんが、見えないところで気付いて良かったです。