ロードバイクの走行記録も同じで、私がダラダラ流し撮りした動画を編集したり見たりするとは到底思えないので、今まで動画を撮ろうと言う意欲はありませんでした。
ただし、8月後半に私にとって重要なサイクリングイベントを計画しているので、動画の走行記録も残しておきたいと思うようになりました。
この手の用途では、GoPro が最高、堅牢性なら Contour と言うのが一般的な評価のようですが、私の場合使用頻度が低そうなのでコストパフォーマンスを最重視しました。その結果、購入したのは JVC GC-XA1。GC-XA2の8月発売が発表されたせいか実売価格は1万3千円代まで下がってます。

ハンドルマウンタは MINOURA VC-100 を選択。96g。カメラ本体とあまり変わらない重量ですがとてもがっしりした作りで安心できます。VC-100はハンドル径により以下の二種類があります。

GC-XA1のちっ〜ちゃい液晶パネルはカメラの側面にあります。上の写真だと iphone の側です。照度も解像度も低く、走行中に見れる位置でもありません。無いよりは少しましというレベルのもの。

GC-XA1本体のバッテリーの持ちはエンドレスモードで実測1時間50分でした。私の場合はトップチューブバック内の外部バッテリーから USB 給電しながら走行することになります。給電しながら録画するためにはエンドレスモードという15分毎にファイルを切り替えるモードにする必要があります。通常モードに比べると、15分毎にファイルが切り替ったときに若干のインターバルが出来てしまうことと 720P/30frame に解像度が限定されるデメリットがあるだけなので、長時間録画はエンドレスモードが基本なんでしょう。ただし、USB給電のためには上の写真のように背面のカバーを開ける必要があり、格好悪くなるし防水性も損なわれます。おまけに夏場の汗にヤラれそうな位置に開口部が開いてしまう。
GC-XA1のちっ〜ちゃい液晶パネルはカメラの側面にあります。上の写真だと iphone の側です。照度も解像度も低く、走行中に見れる位置でもありません。無いよりは少しましというレベルのもの。

また、QE-PL202では iphone4 と GC-XA1 両方の給電は無理でした。GC-XA1 に給電しきれずに電池がなくなって止まります。2A〜3A くらいないとダメそうです。

等倍での静止画。普通にハンドルマウントするとブラケットとケーブルが映り込んで邪魔。静止画だと周辺の歪曲がひどく目立ちますが、動画だとそれほど気にはなりません。
等倍での静止画。普通にハンドルマウントするとブラケットとケーブルが映り込んで邪魔。静止画だと周辺の歪曲がひどく目立ちますが、動画だとそれほど気にはなりません。
1.5倍ズーム。このあたりが実用かな。
2.0 倍ズーム。静止画での歪曲はかなり少なく無くなりますが、動画にすると周辺の情報が飛んでしまって寂しくなる。

でも、GC-XA1 のメニューでモバイルWifiダイレクトモードにして、iphoneの「設定」で GA-XA1の Wifi アクセスポイントに接続して、WiVideo 起動して GC-XA1 探して接続してって....

1分程度はかかります。この間、今の季節は汗ダラダラで開口部に落ちないか気にしながらの作業。
おまけに一度 USB 給電が途切れて再接続すると、この作業はやり直しです。
また、3分で警告なしで勝手に wifi 接続が切断されます。

GC-XA1 本体だけだとメニューを起動して静止画モードと動画モードを切り替えないと出来ない、動画と静止画の行き来が WiVideo だと出来る。でも録画中のリアルタイム動画の表示は本体では出来て WiVideo では出来ない。帯に短しタスキに長し。

おまけに、 WiVideo で一旦設定した画角は動画撮影を再開するとリセットされて等倍になります。GC-XA1 本体の録画ボタンだと以前の画角を覚えているが、一旦電源を切ると画角を忘れる。
GC-XA1 本体だけだとメニューを起動して静止画モードと動画モードを切り替えないと出来ない、動画と静止画の行き来が WiVideo だと出来る。でも録画中のリアルタイム動画の表示は本体では出来て WiVideo では出来ない。帯に短しタスキに長し。

本体の H/W としての能力の欠落というより、ソフトウェアの不具合に近い仕様が盛りだくさんという感じなので今後のファームウェアや WiVideo のアップデートを期待します!!!!
2013.8.11 追記こちらの記事にレビューの続編があります。