こちらの記事の本チャングローブでトライして取り返しのつかないことになると困るので、まずはダイソーで買ったウェットスーツ素材な感じの寒冷期用 \500 手袋で挑戦。
指の肌と iPhone のパネルを導通させることが必要なので、導電性の糸を amazon でポチッ。細め10mを選択しましたが、結果から言うと太めのほうが良かったかも知れません。
この糸、実は LilyPad っていう女の子向け(って言うと性差別になるので良くないですが)の電子工作キット/ムーブメントでも使われるものです。カバンとか服に導電糸で刺繍してLED取り付けてコンピュータ・プログラミングしてとか楽しそう。LilyPad に興味があればこちらのYoutubeも見て下さい。
前置きはともかく、本題に入ります。
普通の糸と全く同じように針で縫うだけです。


こんな感じで表は☓、裏は☒のパターンで縫ってみました。パターンやカバーする広さがiPhoneのオペレーションのしやすさに影響するようです。

結果は... 下の写真のような単純で広い領域のスライドなら、強く指を押し付ければなんとか...という感じです。いくら縫製パターンを工夫して頑張っても細かなオペレーションは無理のようです。グローブの生地が厚いほどその傾向は強まるでしょう。軍手程度の厚さなら縫製パターンの工夫でなんとかなるかも。

さらに上の写真の左上に写っているヘッドフォンコネクタに挿すタイプのスタイラスペンを使ってみました。

Good です !!! かなり精度の高いオペレーションが可能です。スタイラスペンが指にあたる位置を中心に親指と人差し指に広く導電糸を縫いつけることがポイントのよう。ピンチイン/アウトは出来ませんが、そもそも厚手の手袋でやるには無理があると思うので、これが最善の策というのが私の現時点での結論。