息子が今年高校受験なので、色々と親としても活動しています。もっぱら教育ママが主導していて、私は「ああその高校なら自転車で行けるから行こうかな」なんて言って家族の失笑を得ているだけですが(笑)。
でも、埼玉の高校受験システムはあまりにひどいことだけは私も認識しました。北辰テストなる民間のテストの結果により私学の確約(公立と併願でもほぼ確実に入れる)や特待生(学費全額免除)が今の時期から決定されます。「個別相談会」なる個人面談で条件(北辰テストで偏差値xx以上を 3 回とか)が耳打ちされます。「耳打ち」ですから高校に行かないと分からないので本人や親が毎週末各種高校に通うことになります。青田買いも度を越してますね。まともに試験を受けて授業料を払って入学する人達を全くバカにしている。
おまけに北辰テストの結果は偏差値教育を排除するためという理由で中学の先生には告げられない。よって中学の先生は志望校指導が出来ない。
この件については、インターネット上でも情報が溢れ批判も数多く見られますが、「私はそこで社会の不条理をはっきりと経験したことが今の自分につながっている」と書かれている若い OB の方がいて、なるほどそういう見方もあるかと思いました。
ちなみに息子は高校訪問の度に理科室を覗きこんだり部活について聞いたりしているようですが、RCJの活動を継続出来る環境があるとは思えないところばかりで肩を落として帰ってきます。でも、まあ私自身が中学生くらいで工学系のことなんて学校で学んでも無理と気付いたタイプなんで日本の学校教育は今でもそんなレベルということだと思います。息子も「社会の不条理」を経験して今後どうするか自ら考えることになるんでしょう。
2012年09月23日
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GRA父です。
5年前にGRA兄で仰る事を経験しました(笑)
親、大変ですよね。
ウチは、私が付き合いましたけど(涙)
地方出身者の私達、妻共々、中学時代、塾は行かなかったので、息子も塾には行かせておらず(反省せず、娘達もですけど(笑))、このことを知らずに息子が中三で焦りました。
塾に行っている子は、塾の指導で受験校先が決定していて、唖然としましたし、総合相談会で、そんなシステムであることを初めて知りました。
(中学の三者面談の時も”指導無し!”で唖然としましたが。)
ウチの場合、併願校の私学(母校になっちゃいましたが(笑))のケースでは、初回の説明会で、カードが渡され、その学校の個別相談会or文化祭等の学校公開日に1回行くことに1つ印をもらい(ポイントカードか!!)合計3回(2回になるのか)で、やっと受験出来る(このカードが、受験申込書と同封されないと、当日よっぽどいい成績でないと落っこちる)仕組みでしたし、
3回目は、通知票+北辰成績表を持参しないと印鑑くれないし。
後から知ったのですが、同じ中学出身の親御さんの話だと、北辰の偏差値の件、仰るようになければ、行っても3コ目の印鑑くれなかったらしいです。
まぁ、私学はいろんな高校があるので、説明会に足を運ばないといけませんよね。
公立の説明会は、そのような私学の環境と違い、なんのチェックもなかったので、これで大丈夫か??と思えるほど温度差がすごいですよね。
この時期、親の方が受験生より大変ですが頑張って下さい。
あ、来年、娘達が・・・。
うちも、私も妻も田舎者なので状況は同じです。
GRA父さんに事前に警告頂いて、妻がご近所の奥様ネットワークで情報収集しなければ今頃どうなっていたことかと恐ろしく感じます。
私信になりますが、本当に事前警告ありがとうございました。
でもね、普通科志望でロボット活動したいという意思の息子に「それは工業高校に行かないと無理」としか答えられない高校の先生に憤りを感じる日々です。