(2) 牛肉を投入します。本来は全て投入が正しいのでしょうが、人数が多いと最初肉ばかり食べることになるので第一回戦に必要なだけの量にします。
(3) ある程度焼けたら、砂糖と醤油を肉が硬くならない程度に投入します。京風高級すき焼きは砂糖ではなくザラメを投入して、まずは焼きあがったお肉をここで食べますが、一般家庭は普通我慢してまだ食べません(笑)。
(4) 完全に肉が焼きあがるのを待つと普通焦げ付きますので、焦げ付く前に赤いところがあろうがなんだろうが白菜をエイッと大量投入します。煮過ぎてもおいしい野菜(例:玉ねぎ、ネギ)も投入して構いません。鍋にフタをして煮ます。肉が最下部にありますので、焦げないかと心配になりますが水を入れたり混ぜたりしてはいけません。野菜から出る水分だけで十分です。ある程度水分が出れば、さらに醤油と砂糖を追加投入します。特に砂糖は関東の普通の感覚を超えてザックザック入れて大丈夫です(というか、そうしないと関西風の味になりません)。
(5) ある程度水分が出てきたら、糸こんにゃく(関西風ですからしらたきと呼んではいけません)・春菊・キノコ類・焼き豆腐等を入れます。味見しながら醤油と砂糖で味を調整します。
(6) 白菜の量にもよりますが、なるべく早くフタをあけて水分を蒸発させて濃厚な汁になるようにしたほうが美味しくなります。私の実家は麩を入れて水分を吸収させて調節してましたが、我が家は麩を食べる人が私しかいないので出来ません(泣)
(7) 食べれるようになった食材からガッついていきます。もちろん、各人はそれまでに生卵を溶いて周到に準備しないとレースに勝てません(笑)。
(8) 食べれる食材が少なくなったら第二戦以降に向けて追加投入していきます。ここで重要なのは水分が多い野菜の投入を控えることです。そうしないと汁の味を再度調整しなくてはいけなくなり面倒です。つまり、水分が出る野菜は (4) で大部分を投入する必要があります。また、生肉をドカッと追加投入しても構いません。(2) の行為の意味はなんだったの ? と思いますが、そこはあまり深く追求してはいけません(笑)。ただし、糸コンニャクと肉は近づけてはなりません。肉の発色が悪くなり硬くなります。
(9) 連戦を経ると水分が蒸発して汁がどんどんドロドロになり美味しくなっていきます。最後にうどんや白米投入で〆 ! という家庭もあるようですが、我が家は皆小食なので汁はそのまま保存して次の日の朝のオジヤ(あえて雑炊とは言わない)のネタにします。
お好み焼きとすき焼きとたこ焼きを食べに行きたい。。。。。デス。