ロードバイクでの体幹の回旋は脚よりずっと重要だということが最近実感することです。
積極的に体幹を使えばパワーも上がるし長持ちもすると分かってきた。「腰から入る」「骨で押す」「踏まずに回す」とか色々な表現で語られていることは実はこの回旋行動に帰結するのではないかというのが現時点での僕の結論。多分どのスポーツにも言えそうなので、運動神経が良い人は無意識にやってるんだろうけど、運痴の僕は意識してやらないと出来ない。
きっかけはこの記事に書いた、奥武蔵自転車旅行社の馬場隆司さんの「目からウロコのペダリング講座」で「あなたは妙に静かに乗っている」と指摘を受けたことから。僕は体幹の軸は動かさないで乗ることが正しいと信じ込んでいたんだけど、そうではなくて体幹と骨盤の回旋は積極的に使って良いとのこと。この講座は最近再開されたので、初心者/上級者を問わず、ペダリングに悩む方には是非お勧めします。
こちらの記事は回旋行動についてより深く詳細に考察されていて大変参考になりますが、かなりの長文なのでご興味あるかたはどうぞ。そちらで「尻歩き」が良いと書かれていてここ数日やってみてます。
この体勢で脚は全く使わず尻と体幹だけで歩く。確かに体幹をフルに使ったダンシングに近い動きをしないと進みません。数メートル進むだけで腰回りのインナーマッスルが悲鳴を上げるので、感覚をつかむだけではなくトレーニングにもなるかも。注意点としては普通のズボンだとお尻が破れそうなのでパッド付きレーパンが良いということと、見た目「なんじゃこいつ」なので家族の目を避けてすべきだという点(笑)