家庭用の体重計の体脂肪率で一喜一憂してる方には水を刺すようで申し訳ありませんが… 家庭用体重計の体脂肪率はインピーダンス測定と言う複数の周波数の交流電流を人体に流す測定方式です。
これは人体をCR回路(抵抗とコンデンサで出来た回路)と仮定することを原理としています。えっ私は電気回路じゃないしと思った方、正解です。私は人体ではないものの電池のインピーダンス測定に関わったことがありますが、CR回路じゃないものをCR回路と仮定するという時点で無理がある測定方法なので、精度を出すことはかなり難しいです。特に家庭用の体重計の両足二か所での電極での測定なんて技術屋からすると精度はかなり疑わしい。一喜一憂しないで参考程度に捉えたほうが良いと僕は思います。あと、多くの臨床結果データを持たないと精度が出せないはずなんで、タニタとかオムロンのようなそれが出来てそうなメーカーが精度面では圧倒的に有利になります。タニタの公式的な解説はこちら。