お好みのヒルクライムルートを3D印刷してみたい!!! って思いますよね。そんなの僕だけ ??? 笑。
一時期そんなことの出来る 3D プリントサービスが国内でもいくつかあったんですが、調べてみたらサービス終了になっていたりとか、個人にとっては現実的じゃない費用だったりして現時点では国内では良いサービスは見つかりませんでした。
海外だと PrintMyRoute が良さそうってことでトライしてみました。
Strava セグメントをこちらのchromeプラグインで GPX にして、PrinrMyRoute にアップロード。
対象にしたのはもちろん、愛してやまない白石峠。底面にテクスチャ貼ったり箱入りにしたりいくつかオプションがあるんですが、一番シンプルで安いプランにしました。調整した条件は、恐らく上の画像の条件がヒルクライムルートに関してはベスト。興味がある方はクリックして拡大して見て下さいね。
本体15ポンドは僕の感覚だと十分安いんだけど、送料が19.95ポンドって本体より高いんですけど(涙)。
オーダーしてから約一ヶ月で到着。
底の板は恐らく印刷の副産物か保護材のようで、簡単に剥がせました。
大きさは長辺で21cmくらい。
やっぱり衛星写真か地形図に貼って臨場感持たせたくなりますよね。
細かく見ると結構バリがあったりいい加減な再現性の箇所があったりはします。
学校で3D印刷やっている息子によると、「積層タイプの安物でヤスリがけもしていない。普通はバリくらい取ってから出荷するもんだと思うんだけど。」とのこと。でもヤスリがけは自分でやれば良いし、細かいことを言わなければ個々のカーブとか勾配は実際の場所が思い起こせる程度には再現出来ていて、僕は満足。
縮尺を合わせた google map の衛星写真に当てはめてみたら…
見づらいですが、赤丸のところ、google map の道路とはかなりずれているのが分かりますかね ?
卒研で視覚障害者用の触地図に取り組んでいる息子なら分かりそうと思い聞いたら、「GPS の緯度と経度は球面座標系なのでメルカトル図法の平面地図の座標系とは誤差がある。6km もあればこんなくらいズレて当然。座標系の数値的な変換は簡単だけど、すでに出来上がっている3Dルートの座標系に画像を合わせこむのは恐らく至難の技」とのことでガックシ(大泣)。 息子と一緒に google map の設定探したら「地球表示を無効にする」って設定があって見事に解決。流石 google️ map、地図も衛星写真も球面座標系とメルカトル図法を瞬時に切り替えて表示出来る。こんな機能があるなんて知らなかった。
google map の道路とばっちり合ってます(嬉)。再現性はかなり高いですよ。
適当な板に貼り付けてみました。これだけで泥酔するほど飲めますよー。
次に白石登るときは地球の丸さ感じながら登れるなとウシシ(笑)。
またこのオヤジ変なことやって喜んどるなと思われるんだろうけど、このような人柱の努力が人類を先に進めるんですよ(本当か ?、笑)。