ACOR(エイカー) ミニフロアポンプAS3の新品同様の中古を破格値で入手出来たのでレビューです。
コンセプトとしては、「ロードバイクのボトルケージにマウント出来るサイズ内で最もフロアポンプに近い性能と使用感を目指したポンプ」かな ? そうだとするとそれは大成功していると言って良いと思います。
まずはサイズ感。ちなみに僕は身長160cmで、フレームサイズもホリゾンタル換算トップチューブ長515mmと一般的には最も小さな部類のフレーム。
シートチューブへのマウントはクランクやフロントディレイラーと干渉して無理があり、ダウンチューブ左側は左クランクのパワーメーターと干渉。ダウンチューブ右側ならギリギリOKって感じ。でも、これより小さいフレームだと無理かも。
踏み台とエアゲージがパカッと出てくるのはギミック好きの心を揺さぶりますね。
エアゲージが小さすぎて 0.5 bar 単位くらいの精度云々を言えるものではないけど、用途的にそれが問題になるものではなく、エアゲージがついているだけ良いよねってレベル。
バルブヘッドはねじ込み式なので癖はあるけど、精度が高いようでしっかり取り付けられるし、着脱時の空気抜けも少ない。
二段式なので一回分の空気量が多く、女子並みの筋力の僕でも 6bar までは苦労せず入れられた。もちろん、本当のフロアポンプと比べたらきついですよ。でもボトルケージに積載出来るポンプとしては最強のものの一つじゃないだろうか ?
実測重量。
229g かぁ、結構重い。低体重でほとんどパンクしない僕はソロライドでは持って行かないと思う。グループライドで誰か一人が持っていれば安心って感じかな。
ソロのロングライドならば、僕はこちらの記事に書いたLANDCASTの携帯ポンプとCO2インフレータの組み合わせを選びますね。