こちらの記事に書いたように EMONDA SL 君では NOVATEC SPRINT を使い続けてきました。
ネット上の評価は賛否両論みたいですが、20,000km 以上乗っても一度も振れが出ないし、ニップルが一度破損しただけであとはノートラブル。縦剛性が強めで横剛性弱めなので、下りでは若干不安を感じることはありますが、僕のように体重軽ければ問題ないでしょうという感じ。とにかく軽いので、30km/h 以上を維持するのは辛いと思いますが、そもそも脚力的に30km/h 以上を維持するのが辛いので、これも問題にはなりません。
なんと言っても軽さとして見たときにこれ以上のコスパのホイールはまずないでしょう。
さすがに 20,000 km 乗るとリムの摩耗度を示す穴も消えてなくなってます。
下は新品の写真。
まぁ、NOVATEC はシマノに比べてこの穴が極端に浅い感じがするのでまだ大丈夫かもですが、用心するに越したことはないでしょう。そろそろ予備ホイールも購入しておいたほうが良さそう。
今年度モデルでは SPRINT は無くなって JETFLY SL が後継モデルとなっています。丁度良く特価で販売されているのを見つけたので購入。届いたので、早速 SPRINT との比較レビューです。
以下、全て最初の写真が JETFLY SL で後が SPRINT です。
まずはフロントの重量。
完全に誤差範囲内ですよね。
フロントハブの比較。
JETFLY SL のほうがスポークを受けている部分が薄くなっています。写真じゃよく分からないかもですが、SPRINT は ストレートと呼ばれるタイプのスポークで JETFLY SL はスタンダートと呼ばれるタイプに変更になり、ハブ自体が若干軽量化されている模様。
リアの重量。
これも完全に誤差範囲。
リアハブの比較。
こちらもスポークのタイプ変更とハブの穴あけによる軽量化がされています。
で、ハブが軽くなった分はリムに上乗せ。
JETFLY はリムの穴が無くなってます。これは剛性を上げたというよりチューブレスとの親和性が目的かな ? 輸入元のサイトではクリンチャーでもリムテープが必要そうなことが書かれていますが、クリンチャーならいらないんじゃないかな ? もしそうならリムテープ分軽くなっていいんだけど。
2021.8.25 追記
これ、黒色のクリンチャー用のリムテープが巻いてあってホールが無いように見えていただけでした。しかもこのリムテープ、粗悪品なので買ってすぐに交換すべきでした。
全体的に見て JETFLY SL と SPRINT はほぼ同じホイールと言ってよいほどの差しかないので、僕の脚力では乗っても差があるとは思えません。もし乗ってから違いが分かればこの記事に追記しますが、まず間違いなくないでしょう。
2021.8.25 追記
結果的には僕には全く違いが分からなったです。