510J のナビが使い物にならなかった経験からどうせダメだろうと思ってたけど、結論としてはかなり使える。 ただし、知らない土地であらかじめルートを作成してそれに従って走る場合に限る。ルートファインディング的な使い方はまず無理(僕の場合)。
530 のボタン操作でマップ操作なんて無理と思ってたけど、自動縮尺や曲がり角の事前警告の仕方が優秀でボタン操作の必要は全くなかった。Strava モバイルルートビルダーの発想がユニークすぎてよく分からない道を選択しているとか、ナビのミスリードがあるとかの問題もあってスマホの Strava アブリも併用しないとダメだったけど、そのようなクセを理解したら 530 単独でも大丈夫そう。
難点は出だし。ルートの始点は自宅の場所を晒したくないのでわざと自宅から外れた場所にしているんだけど、そうするとルートに乗っていても「探索中です」と言って帰ってこなくなる。バージョンアップ前のファームだとここでフリーズしたり落ちたりして使い物にならなかった。バージョンアップ後は良くはなったみたいだけど、走りながら探索させると 探索状況の % 表示が減っていくという笑える状態。しょうがないので止まって待ったけど 5 分くらいかかった。オフルートした後での復帰ポイントの探索は迅速なのになぜだろう。
一番の利点はバッテリーのもち。10時間くらいのライドでナビを使わないと 70% くらい残っているのが、ナビを使うと 60%。スマホでナビさせると多分モバイルバッテリーすら使い果たす勢いの時間なので、これは超優秀。
830 はタッチスクリーンでピンチイン/アウトも出来てスマホ並に使えるとの噂。530 のボタンのフィーリングがイマイチなこともあってやっぱ 830 にしといたほうが良かったとちょっと後悔。