こちらの記事に書いた 4iiii Precision (左クランクのみのパワーメーター)がやっと届いたのでレビューです。
Probikeit で注文してから届くのに 10 日。海外だし1ヶ月くらいは覚悟してたから案外速かった。
早速 Emonda SL にインストール。
心配していた Emonda のフレームとの干渉は大丈夫。
Claris中心のDEFY3と乗り換える度にいちいち左クランクを付け替えて運用しようって言う大貧民計画。
クセになると思ったより面倒ではないって分かって良かった。
ファームを更新したら認識出来なくなって超焦った。
この後エラーが出てうんともすんとも言わなくなった。
Precision Pro のほうのマニュアルを見ても、リセットは電池を外して1分待てとしか書いてないけど、やってもダメ。
電池外して一晩置いてアプリ入れ直したら動いた。
新しいファームでは chipolo っていう Bluetooth トラッカーの機能が追加されてる。
どうせなら Tile にして欲しかったんだけど。これは使わないかな...
以下、こちらの記事に書いたライドで 4iiii Precision のシェイクダウンをしたのでレビューです。
今まで Powercal を使ってきたけど、
ヒルクライムで心拍を一定に保つとパワーもほぼ一定だったので、まぁそんなもんかと思っていた。4iiii で白石を心拍一定で登ったら明らかに後半パワーがタレている。Powercal は身体が感じてる負荷を計測してるんだろうからそりゃそうなるわ。なんでそんなことに今まで気付かなかったんだろう。
Powercal は酷く値が暴れるので10秒平均じゃないと参考にならなかったけど、4iiii は3秒平均でも大丈夫。
4iiii は左クランクのみで105(5800)だと海外通販で\30,000くらい。EMONDA SL と DEFY3 で共有できてこのお値段なら十分投資した価値はあったと思う。
このライドでのパワー関連の結果はこんな感じ。
左右バランスが逆だろというのはご愛嬌として、トルク効率とペダルスムーズネスなんてまともに計測出来ているのか疑わしいし、参考には出来ないかな。
FTP 175Wは白石のタイムを考えるとそこそこ正しい値のはず。パワーウェイトレシオは3.65。Garmin エッジ 530 のマニュアルに載ってる基準だと「良」だって。
「普通」じゃないからまぁ良いか。身体の作りが男子より女子に近いこと考えると「非常に良い」じゃね?とか都合の良いことばっか考え始めるのが僕の可愛いところ(笑)。
結論としてなんでもっと早くちゃんとしたパワーメーター手に入れなかったんだろうと反省しきり。ライド中に表示される値を見ているだけで精度のレベルが全く違うことがはっきりとわかる。
Powercal はインターバルトレーニングに使う気にはならなかったけど、4iiii なら自走路でインターバル区間設定して頑張ってみたりも出来そうだからやってみよう。
2019/10/23 追記
こちらの記事にトルク効率と VO2Max の活用について書きました。
2019/11/20 追記
非常に良い物だと分かったし、2台のチャリでいちいち付け替えるのも面倒なんでもう一本同じものを買っちゃいました。
2台目のセットアップにひどく手間取ったのでその顛末をこちらの記事に書いてあります。