先の日曜日は息子の住む日立にカミさんと車で行って、映画「ある街の高い煙突」で注目が集まっている大煙突見学と日鉱記念館へ。 足尾と同じく廃坑銅山だけど対照的な印象。日立鉱山は観光地化されてないけど、きちんとした史実に基づいた歴史を残す努力が続けられていてしかも無料。JX金属や日立グループが社会的責任を背負ってやってる感が強い。 個人的には足尾銅山に行くよりこちらの方がよっぽど勉強になると思った。
例の煙突。JX金属の敷地内なので勝手に入って行くことは出来ないけど、近隣の公道から見ても結構迫力あります。
倒壊して1/3になってもこれなら、倒壊以前はかなり目立つ存在だったろうな。
日鉱記念館は緑あふれる静かな場所に佇む立派な資料館。じっくり展示物を見ると2時間くらいかな。
足尾銅山なんかに比べると展示は地味ですよ。
でもきちんと日立鉱山の歴史を学びたい人とか、鉱山で使われた重機に萌える人とか、鉱石萌えの人には向いています。
チャリ的には日鉱記念館への登りの後半部分は平均でも10%超え、日帰りなら日立駅まで輪行や車載でここまでチャリで往復するだけでも十分楽しめると思いますよ。
山岳ロングライドとして見ても、パワースポットとして名高い御岩神社に参拝してから竜神渓谷と袋田の滝を巡るとかいくらでも面白そうなルートが作れるんですけど首都圏から日帰りじゃ無理そうなことが難点です。