こちらの記事に書いたように4Kチューナーを購入したけど、
どうしても4K放送の受信が不安定なので、アナログ放送時代から使い続けているマンション居室内のアンテナケーブルを疑って交換してみました。
ちなみに我が家は築17年のマンション。マンションとして4K対応したなんてうたってないし、多分まだ何の対策もやっていない。なので4K右旋が受信できればラッキー、4K左旋や8Kはまず無理でしょうという現時点の既設集合住宅としては一般的であろう環境です。
上のコネクタに刺さっているのが古いケーブル、下のコネクタに刺さっているのが新しいやつ。
今まで知らなかったけど、4K放送は S5CFBってグレード以上のアンテナケーブルじゃないとダメなのね。
コネクタも5C・4K8K対応のものはアナログ放送時代のものと違ってシールドがしっかりしている。
でもその反面ケーブルとの接続方法も難しくなっていて、上記のタイプは僕の技術ではどうやっても無理だった。
F型と呼ばれるタイプが安価でシンプルでしかも接続も容易だった。
未だに答えが出てないのは下の写真の赤丸部分の芯線の適正な長さ。
ネットで見つけた情報は 2mm って書いてあるんだけど、それでは短すぎ。最低 5mm 程度は必要。測りもしないで「まあこんなもんだろ」でちょん切っても OK だったのでそんなもんかも(笑)
アンテナケーブル交換の結果は完璧。
交換前の受信レベル。
こりゃダメでしょう。もっと早く気づけよって問題ですよね。
交換後。
受信画像としてもバッチリ安定するようになりましたよ。
こちらの記事に書いた HDMI ケーブルの問題も含めて、4K 放送ってケーブルが大事なんですね !!! これ、あまり周知されていないように思うので盲点かも。そもそも居室までの共有部分の配線なんて交換には大変な費用がかかりそうだし、この問題って集合住宅の4K難民の大量発生を招きそうに思うんだけど大丈夫なんだろうか。
居室内については、普通の方は買ったお店に設置を依頼するから問題ないのかな ?
でもこのような 4K チューナー単品をネット通販で買うような方は設置を自分でやる自信があるはず。
このチューナーの Amazon の口コミには「画像が飛ぶ」とか酷評いっぱいだけど、少なくとも僕の環境だとケーブル交換以降はそんなことないですよ。
設置を自分でやる自信がある方ほど僕と同じように「同軸ケーブルならなんでも大差ないじゃろ」と思って交換してないのでは ? そんな理由で「中途半端な 4K 放送難民」になっている方も大勢いそうな感じもしますよ。ご注意を。