随分と教える内容も変わっていたし、「自転車の教科書」に書かれていないことも多い。ただし、根幹のブレは5年前と比べてもとても少ないと思った。「日々アップデートしている」って言われると「なんだよ言うこと変わってるじゃねーか」と思いがちだけど、この方が言うことにはそれがない。自分が理想とする走り方は変わらず、それをなんとか伝えたいと四苦八苦していることが感じられて素晴らしい。
ただし、その走り方に同調できる身体とライディングフォームじゃないと合わない人も多いだろうと正直思う。
誤解を恐れず僕の主観たっぷりで言うと合うのは以下のスタイルの人。
- 平坦は骨盤を倒して背中真っ直ぐ、低い姿勢で走る。
- ステムが長いとか前乗りは意外と関係ない(多分)。骨盤と背中のほうが重要。
- 登りも上ハンは持たない。ブラケットか下ハンを持って前傾姿勢でハンドルを引きながら登る。
- 身体が固い。特に前屈が苦手。
- 下方に踵をアンクリングしない、基本全周で踵をあげるか平行。
ちなみに僕は全部当てはまる。自転車に乗り始めた頃はエ◯ゾ氏の本を読んで違和感バリバリで、「自転車の教科書」を読んで本当に救われた気がした。「ああ、オレって変じゃないんだ」と。
今回の僕の収穫は以下の2点。
- 体軸のブレないダンシングの習得
「立ち漕ぎじゃなく腰上げ漕ぎだから」はまさにツボ。なるほど踏まないで回すんだ。まだまだ練習は必要だけど、コツは分かった。 - 重いギアの回し方
これもダンシングと理屈は同じ。重いギアだからって踏んじゃいけないんだ。回せばちょっとした坂ならアウターローでも登れるってびっくり。
ランチは松ノ木さんで。こちらの教室の定番の宿泊・ランチ場所。
この海鮮丼\890ってめっちゃコスパ高いです。
5年前に本を忘れてもらえなかったサインを遂にゲット!
気分的には最大の収穫かも知れない(笑)
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