最近、Bluetooth でスマホと連携して忘れ物を探したりできるタグが流行ってますよね。ロードバイク・チャリ・自転車の盗難対策に使えるか調査してみました。
選んだのはネットでの評価が高い Tile Mate。安い代わりに電池交換が出来なくて、電池が切れる1年毎に購入が必要となるタイプ。
国内正規販売は \3000 くらいするけど、並行輸入は \2000 弱。違いは国内正規品は電池が切れた際の購入が安くなるらしい。使い物になるか分からないのでとりあえず並行輸入品を購入。
大きさと重量はロードバイクに搭載しても気にならない範囲なので合格。
こんな感じでサドルにぶら下げるのも良い感じです。
ペアリングは簡単に終わり、スマホの Bluetooth 圏内での動作は問題なく確認出来ました。飲食店での駐輪を想定して、自宅マンションの玄関ドアの外に置いてみましたが圏外、ダメだこりゃ。できれば圏外になった時にスマホに警告が出るとか、本体が鳴るとかの機能が欲しいけど、そういう機能は無いみたい。
もっと大きな問題は圏外での動作。圏外では Tile を使っている他の人のスマホが僕の Tile を見つけたら、僕がその場所が分かるはず。この Tile コミュニティと呼ばれる機能が Tile の大きな売りの一つのはずなのに、これがどうにも動作しません。ネットで探しても、出来たって報告が見つからない。
京浜東北線でさいたま市街の学校に通う娘に持ってもらいましたが、一度も発見できなかった。
これ、なんかものすごく大雑把な情報ですよね。667名って多いんだか少ないんだか分からない。
さすが、都心はさいたま市とはユーザー数の桁が違う。でも円の大きさは23区全部入りますくらいの勢いなんで、それを考えると6186人は少ないかもね。ともかく、この環境に3時間くらい晒しておきましたが、発見してもらえませんでした。まだまだ実用的とは言えないですね、この手の製品は。ゴミ箱行きです。
2019.3.30 追記
Bluetooth の到達距離が 3 倍、音量が 2 倍、バッテリー交換が可能となった Tile Pro が発売されたので試してみました。こちらの記事をご覧ください。
2019.6.21 追記
自転車小屋の Tile Pro はほぼコンスタントに1日に3回くらい見つけてもらえるようになった。Tile Mate はダメ、マンション3Fじゃほとんど見つけてもらえない。自転車小屋が自宅から離れていて空き巣が不安という特殊な事情だけど、そういう用途に限定すれば十分役に立つと判断。
アメリカで開始されている、$3/月で Tile が Bluetooth 圏外になった時の通知と過去の履歴が見れるようになる Premium サブクリプションも価値があると思う。日本にも来たら契約するつもり。
丁度 Mate が電池切れ。
1年もつって言ってるのが11ケ月もったからまぁ許そう。
Retile(Tileの交換orアップグレード) して Pro をもう一つ優待価格で入手出来るようになったので購入。いくつもアカウント作らなきゃでスゲー面倒。
最終的になぜかソフバンから購入になるのはさすが策士の孫様。