2018年06月01日

「自転車競技のためのフィロソフィー」の新しさ

こちらの記事に書いた、「自転車競技のためのフィロソフィー」を読み込んでますが、生理学的なモデルが今まで一般的に言われて来たこととかなり違うことに気付いている。
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LT(≒FTP)以下で多用される脂肪燃焼系と、LT以上になって稼働するグリコーゲン消費系は僕がイメージしていたよりもかなり隔絶されている。低負荷ならいくらでも無補給で走れると言う、僕の実感を裏打ちしてくれて嬉しい。もちろん、実際の走行では負荷が大きく変動するのでグリコーゲンも必要だし、特にレースでの事前のカーボローディングが重要であることを妨げる理論ではない。
乳酸の功罪や「無酸素運動」に対する認識も僕の今までの理解とかなり違う。血液中の乳酸増大はグリコーゲン消費系の活発化のマーカーでかつ他の筋肉に消費される有用な資源になるので「乳酸が溜まって疲労する」や「無酸素運動」は間違い。ただし、乳酸が大量に放出される状況では他の色々な要因により疲労が蓄積されることになっているので、現象面としては今までの理論とは大差ない。
さらには、LT 上げることが絶対的に重要であることは今まで言われて来たことと違わないんだけど、「なんだ人体ってバッテリーがほとんどないハイブリッド車と同じじゃん」とか「オラは下りや休憩で乳酸使って回生ブレーキ踏んでんのね」とか考えると走るのが楽しくなるかことがポイントかな。
ともかく、この本はお勧めしますよ。
posted by モッパー at 20:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロードバイク - その他
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