いやいや、首都圏は今週末もぐずついた天気、っていうか台風まで来て大荒れみたいですね。なんか今年はサイクリスト受難の年なのかも。これじゃ今年の目標の 8000km 走破は絶望的ですわ。
なので(?)、こちらの記事やこちらの記事に書いたサイコン(サイクルコンピュータ)の自作プロジェクトを再始動させることにしました。ただし、準備しながら4年も放置しておいて今回は本当に完成出来るかって言われると正直疑問。ちまちまやっていきますんで気長にお待ちください。
ちなみにサイコンなんて個人で自作しても市販品の見てくれとか防水性や重量、耐久性を超えるものは出来ないですよ、少なくとも僕のスキルでは。まあ試作品っていうかオモチャにしかなりません。でも、組み込み系エンジニアの端くれなもんでこんなもの見ると無性にやっつけたくなるわけですよ(笑)。
マイコンでの ANT+通信のために BC-ANT Serial は鉄板として、CPU 評価ボードを再選定した結果、STM32 Nucleo と mbed の組み合わせがコスパ的にも開発効率でも最高だろうという結論。
とりあえず秋月で Nucleo F303K8 を手配。
メモリーサイズ足らなさそうだけど、本番用は別のボードにするなり後から I2C or SPI メモリ足せばいい話だし、まずはお値段だけで決めた。
以前 mbed を調べた時にはクラウドのコンパイラなんて...ダメダメな感じだったけど、随分良くなったよう。特に膨大な量のサンプルソースやライブラリが一ヶ所に集まっているのが凄い。Arduino と違って素性の良い C++ なんで、キチンと C言語を勉強したい学生さんなんかには Arduino よりお勧めかも。あっ、ちなみにコンパイラオプション自由に弄れないって時点で本物の業務としての組み込み系開発には使い物にはなりませんよ。
デバッグだけが問題だけど Arduino でもそれは同じだし、mbed からプロジェクトをエクスポートしてデバッガに食わせることも出来るようなので、まずは mbed でやってみようかと。こちらのサイトに USB ポートを仮想 COM ポートにしてprintf でデバッグ行を出力するやり方が書かれている。
BC-ANT 販売元のビートクラフトさんの web サイト見ていたら AMI602 って言う地磁気センサと加速度センサも発見。
即刻ポチッてから気づいたけど秋月の STM32F3 DISCOVERY 一発のほうがよっぽど用途に合っているじゃねーか(泣)。
今日はこちらで公開されているマルチスレーブのソースコードにちょこちょこ手を入れてコンパイル出来るとこまで。まあ、のんびりやっていきますわ。
きっと、スゲー物ができるんでしょう。期待してます(^^)
私の分もお安く作って頂けたら…。
出来上がらない可能性のほうが高いですけど、僕のハンドルネーム書いてある特注トップチューブバッグと交換なんていかが?(笑)