2017年08月23日

Amazon で人気の激安ライト Te-Rich 1200 ルーメンを購入したのでレビュー

フロントライトはこちらの記事に書いたように CATEYE の VOLT400 を使ってきました。
僕は基本的に夜間走行はしない主義ですが、真冬は夜明け前に走り出すので薄明りの中の走行、稀に帰りが遅くなって仕方なく夜間走行って感じなので、その範囲では VOLT400 には満足してます。
でも、ごく稀に夜明け前の濃霧や帰りに真っ暗闇の河川敷に出くわすことがあって、そんな時は VOLT400 じゃ光量不足。もうちょっと明るいライトが欲しいなとは思ってました。

Amazon を巡回していて良さげな激安ライトを発見。
Te-Rich 1200 ルーメン。1200 ルーメンが本当かどうかは疑わしいけど、多少サバを読んでるとしても
\3200 は安い。Amazonでの評価は上々なので品質的にも大丈夫そうってことで人柱覚悟でポチりました。

案外小さな箱にギッシリ詰まって届きます。
IMG_3073.JPGIMG_3074.JPG

左端のタバコの箱と比べるとコンパクトさが分かるかと。
IMG_3075.JPG
左から、バッテリー・ライト本体・尾灯・ハンドルマウンタ・USBケーブル・ヘルメットマウンタ。
付属物は至れりつくせり。ただし、ヘルメットマウントはロードバイクでは使える代物ではない感じ。尾灯は「贈り物」なので保証しません、だって。要はプレゼントなので動かなくても知らんよということらしい。評価見てると実際動かないこともあるみたい(笑)。
IMG_3134.JPG
僕のは一応点灯しましたが、今使っている MOON GEM 3.0 よりかなり暗いので多分使わないな。
IMG_3076.JPG
左がスマホ充電用にトップチューブバッグに常備している Cheero Power Plus 3 10050mAh。
右がこのライトの付属バッテリー。4400mAh なんで容量なりの大きさってとこですね。

買ってから気付いたんですが、このライトの大きな利点は Cheero みたいな汎用のモバイルバッテリーが付属バッテリーの代わりに使えること。つまり、僕みたいにトップチューブバッグにモバイルバッテリーを常設している場合はそれをスマホとライトで共用出来るんです。これは僕みたいな非常時用途だとメリットが大きいです。

実際、モバイルバッテリーで点灯させてみました。ただし、付属バッテリーと同じ2A以上の出力が必要とされるはずです。
IMG_3078.JPG
左の Cheero は 2.4A 出力なので、問題なく点灯出来ました。もちろん、スマホと同時接続すると定格超えるのでやめたほうが良いですよ。
右のパナソニック QE-PL202 は 1.5A 出力なんですが一応は点灯。
定格を超えた使用になるので怖くて光量の比較や連続点灯等はやってません。使用しないほうが良いでしょうね。

こちらの記事に書いたトップチューブバッグ、ドイターエナジーバッグ7000に付属バッテリーと Cheero 両方を入れてみました。
IMG_3079.JPG
まあ、なんとか入ります。

IMG_3080.JPG
REC-MOUNT で搭載した VOLT400 と Te-Rich の同時マウントはこんな感じ。僕はここまでは必要無くってどちらかあれば良いんですが、ブルべな方には魅力的なんでしょうね。Te-Rich は普通の三脚アダプタが底面についているので REC-MOUNT のオプション買えば、写真の VOLT400 と同じように逆付けマウント出来るはず。

とっても気になるのが USB ケーブルの接合部分。以下はバッテリーをトップチューブバッグに入れた場合。
IMG_3085.JPG
この製品、IPX6 防水だと言ってますが、赤丸部分の USBケーブルのコネクタは明らかにそうではない。おまけに大汗かきの僕は夏場のヒルクライムで大量の汗を落とす箇所です。

以下は標準キットで想定されている、トップチューブにバッテリーをベルクロで固定するパターン。
IMG_3086.JPG
僕は見た目恰好悪いと思いますが、バッテリー自体の安定は問題なさげ。でも、こちらも赤丸部分の防水がダメそう。防水素材で保護するとかしないといけないでしょうね。

さてさて、お約束の実測タイム。
IMG_3082.JPG
VOLT400 は 109g。

IMG_3083.JPG
Te-Rich 1200 本体は122g。ハンドルマウント含んでますからね、これくらいなら許せます。

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付属バッテリーは 126g。
IMG_3133.JPG
Cheero Power Plus 3 10050mAh は 188g。思っていたより重い。僕の場合は付属バッテリーとの二個持ちはやっぱりあり得ない。Cheero をライトとスマホで共有するんだろうな。

以下、肝心の点灯テスト結果。写真も撮ったけど、撮り方が下手なせいか判断が凄く難しい写真しか撮れなかったので文面で書きます。

VOLT400 の配光パターンは広くて足元まで見えて安心出来るけど、中央部が暗くてスピードを出すと怖い。

Te-Rich は典型的な懐中電灯パターンと言えば良いかな?中央部に集中していて遠くまで届く。周りにもそれなりに配光されているけど足元までは届かない。対向者に配慮したパターンではないし、Hi だと明るすぎて眼を直撃されると危険なレベル。刺されないようライトの向きに注意しましょう。

Mid はほぼ VOLT400 並。VOLT400 より遠くまで届くけど足元は不安。街中ポタリングだと VOLT400 の方が良さそうだけどサイクリングロードだと Te-Rich のほうが良さげ。

Hi は当然 VOLT400 より遥かに明るい。30km 巡行も不安なさそう。比べるべきは VOLT800 あたりでしょうが、残念ながらこのクラスのライトは持ち合わせてないので比較できません。Hi だと数分しか持たなくて Mid に落ちると書かれているサイトがあったけど、確かに熱くはなるが走ると冷却されるせいか、30分程度点灯しても Mid には落ちませんでした。

とりあえず街中を走ってみただけなので、もう少し色々な状況で試してみてから再度レポートします。

2017.9.2 追記
REC-MOUNT の三脚穴用オプション、GP-CN-A2 で Te-Rich をマウントしてみました。
IMG_3185.JPG

GP-CN-A2 には緩みどめのボルトがついていて、Te-Rich の場合はボディーに干渉してしまう。
IMG_3188.PNG
こりゃ地雷踏んだかと焦りましたが、2.5mm のアーレンキーで外せました。
IMG_3186.JPG

モバイルバッテリーの接続用に20cmの延長ケーブルを購入。
IMG_3183.JPG

赤丸部分はとりあえずプラスチックテープを巻きつけて防水することに。
IMG_3189.PNG

少し走ってみましたが、固定はしっかりされていて安心できるよう。

しっかし、ここで致命的な問題が発生。付属のバッテリーだと連続点灯するんですが、モバイルバッテリーだと数分しか点灯しない。バッテリー側で出力を切ってしまうようで、相性の問題 ? やっぱり地雷だったか、ガックリ..(泣)

一晩寝て頭を冷やして考えてみましたが、Te-Rich は夜間走行確実な非常時用と位置づけて、以下のような2灯体制で搭載し、バッテリーもモバイルバッテリーと Te-Rich 付属両方をトップチューブバックに入れることに落ち着きました。
IMG_3080.JPG
まあ、光量・バッテリー容量ともにこの組み合わせが最強ではあるので良しとしよう。
posted by モッパー at 07:20 | Comment(0) | TrackBack(0) | ロードバイク - ライト
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