昨日は1st Mt.三峰HILLCLIMBに参加してきました。
このレースは第2回 JBCF 三峰山ヒルクライムに併設の一般参加者が参加できるヒルクライム大会です。
本当は昨年がMt.三峰HILLCLIMB の初回だったのですが、舞台となる大血川林道ががけ崩れで通行止めとなり、開催されなかったので今回が1stというわけです。
私からすると県内なのに前泊はほぼ必須、\8,000と参加費も高額なのでイマイチなんですが、現時点では埼玉県下で唯一のヒルクライム大会ですからね、一度は参加しないと...と思ったわけです。
知名度が低いせいか、一般参加者300名募集のところエントリーはわずか87名。
まずは土曜日。到着してから軽く流しておこうと思って道の駅・両神温泉薬師の湯から両神神社まで登ったら、僕が大嫌いな緩い坂を何度も登り返すヤツ!おまけに最後は30-28Tじゃまだキツい10%超え。
せっかくだから参拝して帰ろうと思ってましたが、最後のコンクリ歩道はクリートじゃ無理で退散。
レーシーに走ろうとすると下りも踏まなきゃなんで帰りもキツい!スプリント区間がある本番コースの良い練習になったかも。Strava のログはこちら。
ランチは宿泊地近くの車澤うどん。
ひなびた昭和な感じが good です。
肉汁うどんを頂きましたが、ピカピカの麺は食べる前からレベル高いと分かる。
とっても具沢山の汁も美味しい ! 小皿3皿に飲み物まで頂けて \850 はかなりコスパ高いです。
午後はゲリラ豪雨に会いそうだったので、三峰神社は車で参拝。
初めて行ったけど、予想していたよりずっと厳かで、確かにパワースポット。神社ってなんでこんなに夏でも涼しいんだろ、不思議です。
ご神木も素晴らしい。
タッチすると暖かくて鼓動すら感じます。
中津峡の風景も素晴らしかった。
宿泊は本番のスタート地点に近い民宿、「神庭」さんを予約してました。
素泊りなので夕飯はコンビニ調達。ただし、最寄りのコンビニは片道14km、チャリで往復すると丁度お腹が減って良い感じ(笑)。ちなみに Strava ログはこちら。
朝ごはんも買い込みましたが、共同の冷蔵庫を使わせて頂けるので衛生的な面でも安心できました。
この日は宿泊者が少ないとのことで玄関にチャリ置かせてもらえて便利でした。
大浴場はお肌がツルツルになる系の天然温泉、24時間入れるので朝風呂で血管広げることも出来る。
「神庭」さんは大正解でした。来年も参加するならここにしよう。
宿でエントリー時に頂いたものをチェックして翌日の準備をしましたが、レースの参加賞は何これ?な感じ。ショボすぎます(泣)。
さてさて、日曜日はいよいよ本番。ちょっと早起きして軽く走ってアップしましたが、実業団の選手は全く速さのレベルが違いますわ。一人くらいは追い抜けるかと思ってましたが絶対無理。
結局1st Mt.三峰HILLCLIMBの結果は1:04:28、惨敗でした。ハルヒルより距離で1km 獲得標高で100m少ないので、5分くらいは短縮できるはずなのに、ハルヒルベストより3分負けてるなんて大ショック(泣)。
残り4kmあたりで熱中症ぽくなり意識が何度か飛んで大失速。最後の10%超坂は本気で歩こうかと思った。
ボトルの飲み物も途中で売り切れ、ゴール後に水1リットル飲んでなんとか生き返った。2ボトルで水被りながら走るべきでした。
登ってる途中で奥武蔵上級でご一緒した方とブログの読者の方にお声がけ頂いてとっても嬉しかったけど、上記のような状態だったんでまともにお返事出来なくて申し訳ありませんでした。
ブヨ対策はハッカ油原液スプレーで完璧。蚊にも効くみたい。
ランチは手打ちそば竹家さんで。
蕎麦も天ぷらも及第点だけどコスパは観光客向けって感じ。
本当は午後にもう一本どこか登って帰ろうと思ってたけど、そんなこと出来る体調と気温じゃないので早々に帰宅しました。
この日の Strava のログはこちらです。
以下、1st Mt.三峰HILLCLIMBの雑感と総括です。
[参加者のレベル]
滅茶苦茶高い。多分NARIKIヒルクライム以上。50歳代13人中11位で大いに凹んだけど、後でStravaセグメント調べたら全体179人中74位でそれほど悪くないタイムなのに…
でもなぜかほとんど一人旅にはならずうまくペースメーカーを見つけられた。ウェーブの出走間隔が短いからかな?
秩父湖までの下りはグループで降りるけど、これがまた皆さんめっぽう速い。
最後のウェーブが7:14スタートでゴールは9:00で足切り、1:46 で走りきる自信ないとダメってところからして初心者お断りなんでしょうね。
[運営]
まあ混乱はしてましたね。リザルト表示の場所が分からなかったり、スタッフに情報が徹底されてなかったり。でも致命的と思った点はなし。
[トンネル]
このルート、途中に照明のないトンネルが二箇所あって怖いことで有名みたいです。おまけに JBCF のルールでライトは禁止。不安だったので受付の時にライト携行して良いか聞いたら「投光器設置したので大丈夫!」とのこと。でも実際には「提灯だろソレ」くらいの代物がいくつか設置されているだけ。トンネル内の路面はウェットだったし、一人落車しただけで悲惨な事故が起こりそう。一般参加者にはせめて尾灯だけでも義務付けたほうがいいと思う。
[熊]
以前、このルートを走った知り合いが熊に会って逃げ帰ってきて以来、怖くて試走はヤメてました。今回も、前日に試走した方に聞いたらいくつも糞を見かけて「ホカホカ」のやつもあったとのこと、やっぱり…。僕はレース以外じゃ絶対走らないことにします。
[来年も開催されたら参加するか]
高額なのにレース以外のお楽しみまるでなし、埼玉のくせに前泊ほぼ必須とイベントとして見ると美味しくないけど、ヒルクライムレースとして見るとこのレベルの高さは魅力。多分参加すると思います。
出来れば開催時期を2-3週遅らせてもらえるとほぼ確実に梅雨明けになるんですけどね。
けど、参加賞は泣けてくるなぁ。100円割引き券って何??
でもまぁ熊に遭遇せずに良かったですね。
私はご神木を見に行きたかっただけなんですが、トラウマになって二度と行けないカモ…。
温泉100円引きは、入場直後にロッカー有料で100円取られて笑うしかなかった。
上級なんてとんでもない、13人中11位の大貧脚ですから(実はいまだに凹んでいる)。