カーボンフレームにしてからトルク管理には気を使ってまして、室内でのメンテにはこちらの記事のようにデジタルトルクレンチを使用しています。
走行中の修理やメンテにもトルクレンチが欲しいなってことで探してみました。でも広いトルク範囲が測れるものは以下のようなかさばるものになってしまいます。
コンパクトなものは以下のように特定トルク用になってしまうんですね。
で、見つけました。ある程度の範囲(2Nm-10Nm)のトルクが測れてコンパクトなもの。
ビットの種類は以下のような感じ。トルクスはいらないし、8・10mm もそんなサイズ扱えるほどのレンチじゃないのでいらない。
ビットにちゃんとサイズが印刷されていて丁寧な感じです。
このフォルム、大昔に同じような仕組みのトルクレンチで車のメンテをやっていた私にとっては懐かしく、見ているだけでワクワクします。
案外ちゃっちくなくて乱暴に扱っても壊れなさそう。所有欲を満たしてくれる一品です。
店頭で見ていたら、以下の写真の赤丸部分でインディケーターが0Nmからズレている個体もありました。まあ、インディケーターを少し捻じれば良いだけの話でしょうけど。
フルセットで重量を実測すると...
137g。重すぎます。
実用的な 3・4・5・6 mm のビットに絞り込むと 78g。
それによって減るアーレンキーが 54g。
差し引き24gの増加。これくらいなら気にならないですね。
トルクレンチだけだと最初の締め込みが不便なのでこちらの記事に書いたドライバービット用の柄を使うことにしました。
工具セット全体はこんな感じです。容積的には少し増えてしまいました。
で、肝心の精度ですが、こちらの記事に書いたデジタルトルクレンチと比較してみましたが悪くないです。
仕組みや目盛りを見れば分かる通り、±1Nmの精度を要求出来るものではありませんが、携帯ツールとして見れば十分実用的だと思います。
後から気付きましたが、以下の BIKE TOOL ブランドのものはレンチが同じでビットセットがよりロードバイク向きなのでこちらの方が良いかも知れません。
その他ロードバイクの携行品についてはこちらの記事をご覧ください。
実装していて調整する必要なビットは限られてますしね。
目からウロコです。
私も真似させてもらおうかと思います。
そうなんですよ。コンパクトツールキットって余計なもの入っている上に剛性も不足していて、自分で汎用的な個々の工具を必要なものだけ寄せ集めたほうが良いっていうのが持論です。