この日曜日はハルヒル(榛名山ヒルクライム)に参加しましたのでレビューです。
ロードバイクに乗って4年、レースイベントは避け続けてきました。
だって安くはないお金を払って落車リスクあり。僕の実力じゃ表彰台に立てる可能性は皆無。
向上心のないヘッポコ貧脚男が毎年タイム更新出来るとは思えない。
そんなのコスパ悪すぎます。
でも参加した結論としては…楽しかった! 試走3回の結果よりタイムを更新。
来年も更新できる根拠のない自信も有ります。
こりゃぁハマりそうです。単独走にもツアーでの集団走行にもない魅力がいっぱいでした。
まずは前日土曜日。
榛名湖タイムトライアルに参戦した仲間を応援。
使用前。
使用後。
ガチに走るとかなりキツかったらしい。エントリしなくて正解だった(笑)。
ランチは魚籠屋の岩魚で精気付け。
岩魚唐揚げは絶品でした。ちょっと高いけどその価値あります。
榛名体育館でのオープンイベントでは、各種ブースやセミナーが楽しめました。
REC-MOUNTS(レックマウント)、前からつけたいと思ってたんですが STI がクラリスなもんで触覚と干渉するか分からず二の足を踏んでました。
試着させて貰えてお値段も安くなってるので早速購入!良い買物でした。
夜は…アスリート達、レース前日なのにグイグイ呑んでます(笑)。
みんなストイックなのかと思っていたら呑み助ばかり。そのくせに翌朝4:30に全員集合なんて、みんな鬼の肝臓の持ち主達だね。
宿に選んだ高崎ビューホテルは部屋へのバイク持ち込み可。部屋でレース準備を終えてから倒れるように就寝。
当日のスタート前待機場所。
人人人、バイクバイクバイク。壮観です。
計測スタートポイントに移動するまでに大事件発生。写真の赤丸の部分のネジが吹っ飛んで、ダウンチューブ下のボトルケージがグラグラ。
事前に大先輩に持ち物相談したら、「完走が第一目的なのでツール缶は必須」と言われて携行した工具が役に立ちました!無かったら多分DNSでした。
なんとか修理して出走。
スタート直後は実力差が大きいので、抜き去るべきかスリップ ストリーム使わせて貰うかとか判断が難しくて大変でしたが、しばらくすると周りは実力がほぼ同じ人ばかりになってきます。周りが全員ベンチマーク対象でガチで走ってるなんて初めての経験。そうすると自分の短所や長所がよく見えてくる。この状況はレースで初めて体験出来ました。
心配していた落車ですが、ほとんど恐怖は感じませんでした。確かにバイクが密集するポイントはいくつかあったし、数台前での一人ゴケ落車を3回も体験したけど、スピードが大したことないし常に周りを見てれば何が起こっても回避は出来そうでした。
レース特有のマナーやテクニックがあればそんなの分からないしと思っていたけど、レース慣れしてるかどうかより普段からちゃんと走ってるかどうかのほうが重要だと感じました。普段から周りに気を配って普通に手信号出したり声がけしてる人ならレースでも普通に出来るはず。奥武蔵自転車旅行社や普段一緒に走ってる方々に訓練してもらったことが本当に役に立ちました。
マナー悪い人や危険な走り方してる人は山ほどいました。蛇行や勾配緩くするための突然のライン変え、声がけなしの危険な追い越し、一人ゴケした後で「落車!」と叫ばずその場で寝るな!…でもそうゆう輩は走り方見てれば大体分かるのでさっさと遠ざけました。これも普段の単独走で会得済みのこと。
普段では続かない心拍で走れるって聞いてましたが本当でした。試走の結果、榛名神社までは180bpm 以下に抑えないと神社の先でヘタれてダメと分かってたのにいきなり195bpm…もうええわいと諦めてそのまま走ったら神社先でも継続出来ました。その代わり翌日は脚バキバキでした。普段は無意識に乳酸溜めないで走ってるんだなと実感。
あと楽しかったのは、沿道の応援者の皆様とのコミュニケーション。こちらから大声で「ありがとうございます〜」って声をかけるようにしましたが、声援が盛り上がる盛り上がる。うれし〜。
とにかく、ヒルクライムレースにはこれからもどんどん参加しますぜ。来週は成木ヒルクライム、赤木もエントリー出来てワクワクです。
白石練&試走3回成果でしょうか!
赤城HCは地元の方の応援がすごかったのですが、ハルヒルはどうでした?
応援があると必要以上に頑張っちゃいますよね。群馬の人はアツイのかなぁ。
試走に比べてクレバーな走り出来たわけじゃないので、単にレース効果かと。
声援すごかったですよ。「気合入れろー」って叫んでる少年に「入ってるぜー」とか、「ファイト」に「一発!」(←昭和)とか随分遊ばせて頂きました(笑)