こちらの記事で書いたように、フレーム変えたらホイールもってことで、NOVATEC SPRINT ゲットしたのでレビューです。
まずは重量実測。
フロントは610g。
リアは804g。合計1414gって公称値1370gはサバ読みすぎでしょ。
WH-6800 からは200g以上の軽量化だから、数字としては大きいです。
見た目は正直ダサイ。中学生が履いてる安物ジャージみたい。WH-6800 も決して格好良く無かったから我慢、我慢。
タイヤはもちろんチューブレスでって思ったんですが、NOVATEC ってチューブレス対応ではなくってチューブレスレディーなんですね。この点は誤算だった。要はリムに穴が開いていてチューブレス専用のリムテープとシーラントが必須。こちらの記事のようにシーラントで良い思いしたことがなく、リムを腐食させる可能性のことも頭からどうしても離れない。
不本意ながらクリンチャーで行くことにして、一度履いてみたかったラジアルタイヤを試してみることに。
Amazon で Vittoria DIAMANTE Pro Radiale 3 700x22C が結構破格のお値段(1本 \3,342)で出てるのを見つけてポチりました。
このタイヤ、回転方向の指定があるのでご注意を。
チューブはシュワルベ20SV。
R-Air はトラブル多くて...こんなくらいの重量でトラブルレスなら許す。
残念ながら主戦場(?)の奥武蔵の峠は雪と凍結で走れるような雰囲気全くないので平坦路だけですが、昨日と今日で150kmくらい走ってきたのでレビューです。
まずは車体を押して歩いただけで WH-6800 に比べて軽いです。はっきり分かる。ハブの回りが違うのかな ?
ホイールとタイヤを両方変えてしまったのでどちらの影響かよく分からなくなってますが、実走での走行抵抗もはっきりと少なくなりました。
Vittoria DIAMANTE Pro Radiale 3 は路面が良いと滑るように走るタイプですね。コンチネンタルGP4000Sに近いフィーリングかも。ロードノイズはほとんどありません。ロックするタイミングが早く一気に滑るのでそこがちょっと怖い。減りが早くて3000km 持てば良いほうらしい点も不利ですが、1本 3342円ならコスパはかなり高いと思います。
フレームも変えてるので何がどれほど影響しているのかますます分からなくなってますが、DEFY3+WH-6800 は平坦路で 30km/h 巡航の維持は結構頑張らないと出来なかったんですが、EMONDA SL + SPRINT は 30km/h まで乗せるのも維持も結構平気になりました。
EMONDA SL は固くて跳ねるという評価はそのままですが、アタリが取れたのか体が馴染んだのか、悪路は DEFY3 より楽になりました。特に 20km/h くらいと 30km/h 以上では同じ道でも全く体が感じる振動が変わります。30km 以上で走らないといけないフレームなんですね。反面、長距離ポタリングは辛そう。
機材でこんなに変わるもんなんだ。果てしなく迷宮に入っていく方々のお気持ちがよく分かりました。でも先立つものが無いのでこのあたりで一旦打ち止めにしておきます。
ホイール単体だとなんじゃこのデザインって感じでしたが、EMONDA SL に履かせると色調がバッチリマッチしてて良い感じです。
特にフロントフォークとの相性なんてトータルデザインしたのかっていう程合っていてビックリ。もうちょっと他にも赤いブツ仕込んでも似合いそう。いや、いかんいかん、打ち止め、打ち止め(笑)。
WH-6800 はこちらの記事に書いたように IRC TIRE ROADLITE TUBELESS 23C を履いていて、まだタイヤがチビてない状態なのでこのまま練習/普段使い用ホイールとして使います。
ホイールも良いワぁ〜。(* ´ω` *)
ハブの赤いアクセントがオシャレです。
「30km/h の維持が結構平気になった」と聞いて自分も欲しくなりなした。
そんなにDEFY3君と違いますか?!
違います、きっぱりと。とまで宣言しておいて自ら恐怖を感じるのは、唯一定量的に測れている白石のタイムが短縮出来ないと全く言い訳が出来ないってことです。それに向けて頑張る道筋が出来たことのほうが、実質的な機材変更の効果より大きいと思います。