こちらの記事で書いた IRC Formula Pro TUBELESS RBCC 25C ですが、履いてから平坦路やヒルクライムを含めて数百km走ったのでレビューです。
今まで履いたことあるタイヤは ミシュランPRO4 SC -> コンチGP4000S -> SOYO EX-WING -> このタイヤ なので、その中での比較でしかありません。
SOYO EX-WING (HUTCHINSON FUSION3) もそうでしたが、クリンチャーよりゴムゴムしたママチャリタイヤ的なフィーリングです。SOYO EX-WING より IRC Formula Pro TUBELESS RBCC のほうがゴムゴム感が少なくてクリンチャーに近い感じ。
クリンチャーより巡航時の走行抵抗が少ないのははっきり感じます。また、悪路での乗り心地や信頼感もクリンチャーよりはっきりと良いです。荒サイの田んぼ迂回路の荒れた路面を苦痛に感じません(って言っても分かる方少ないか)。
グリップも良いです。PRO4 が身を削りながらグリップしてくれてる感があるのに対して、ゴムの力で食い込んでる感じ。GP4000S のグリップ感に近いですが、グリップ力は GP4000S より高く、質は違えども PRO4 のグリップ力に近いかも。
でも踏み出しはちょっと重い感じがするし、ヒルクライムも楽ではない気がする。まあ、私の貧脚では「感じる」「気がする」レベルで他のタイヤと大差ないってことです。
SOYO EX-WING との違いは...正直分かりませんでした。PRO4 と GP4000S の違い以下です。
23C と 25C の違いは、このタイヤの 23C と比べてみないと分からないですが、案外フィーリングに違いは無いようです。だとしたら信頼性や耐パンク性の評価になるんでしょうが、何本も試してみないと分からないレベルだと思います。
総合的には、ゴムゴムして重い感じのくせに走行抵抗が少ないフィーリングが気にいるかどうかで、クリンチャーを選ぶかチューブレスを選ぶかが決まりそうだと感じます。また、少なくとも決戦用って感じじゃなくて、普段使いやロングライドに適したタイヤだと思います。
ところで昨日、いい気になって荒れた山道ブイブイ走ったら、ザックリやられてました。
少しだけカーカス見えていますが、裏面にまでは達してない模様。エア漏れも少ししてますが全く気にならないレベル。なので瞬間接着剤注入で修理することに。
空気入ったままで接着剤入れるとエア漏れのせいでうまく入りません。空気を完全に抜いてから瞬間接着剤注入し、数時間乾かして空気入れたところ、エア漏れは完全に止まって補修成功したみたい。
サイドは弱いようなので、同じような傷をサイドでやられていたら致命傷になったかも。信頼性高いと思ってましたが、案外ゴムは弱いのかも知れませんね。もうちょっと長期運用してから再度レビューしますね。
2015.6.14 追記
瞬間接着剤注入後 300km くらい走った後の状況です。
かさぶたは取れましたが、ゴムの中に入り込んだ瞬間接着剤は生きていて良い感じです。エア漏れもしてません。
2015.7.27 追記
こちらの記事にこのパンクのその後の顛末を書いてあります。