こちらの記事で書いたチューブレスタイヤ(SOYO EX-WING)ですが、その後それなりの距離で色々な状況を走ってきたので再レビューです。
まずは、僕的にはどうでも良いビジュアル面をば。
色的にブラックのほうが締まって良いかなと思っていましたが、ホワイトを選択したのは良いアクセントになって正解だったと思います。
以下、肝心の走行面です。
平坦路
- 漕ぎ出しは軽量クリンチャーに比べると明らかに重いかな。
- 一旦スピードに乗ると後は楽。転がり抵抗の少なさを確実に感じます。
- 荒れた舗装路や非舗装路での走りやすさはクリンチャーの感覚と違います。最も違うのはパンクや横方向のグリップの信頼性。これは実際履かないと分からないと思いますが、ああこいつならパンクせず滑らないでココ走れるという感覚が実感出来ます。
- クリンチャーだと毎日走った後にタイヤ全周の異物確認してましたが、それがいらないかもって感じ。
- 段差の乗り越えで滑ったりリム打ちしたりするリスクはクリンチャーに比べてかなり少ない。誤解を避けて言うと、ほぼママチャリ感覚で走って大丈夫。
- やっぱ重いです。脚力あればなんとかねじ伏せることが出来るのかも知れませんが、僕のような貧脚だとつらい。山は荒れた路面多いので、荒れた路面での信頼性と重さのどちらを評価するかということになるんでしょうか ?
- 一日に 0.2bar 程度のエア抜けはどうしてもあるので頻繁にエア入れたほうが良いと聞いてましたが、タイヤが当たりだったのか、前後ともにほとんどエア抜けはありません。クリンチャーで使ってた R-Air は結構エア抜けるチューブだったので、それより少ないくらい。
- 最悪パンクした時のためにチューブと CO2 インフレータ携行することになるので、クリンチャーと携行物は変わらない。
- 私は現時点では万一パンクした時に路上で自力で修理出来る自信がない。 予行演習したいんだけど、もっと暖かい季節にならないと....タイヤが固いこの季節には絶対したくない。これが最大の問題点。
総合評価
- 重いけど信頼性は高い。軽量クリンチャーに比べて耐パンク性や荒れた路面で安心出来ることは履いて走ればすぐ分かります。
- ヒルクライム用とか決戦用タイヤっていう感じじゃないです。通勤用・ポタリング用・ロングライド用に適って感じ。
- 寿命についてはまだ分かりませんが、コンチ GP-4000S は6000km いけたので、それ以上もってくれないと軽量クリンチャーと比較して CP 面では劣ることになる。僕がこのままチューブレス履き続けるかどうかはそこが判断の分かれ目になりそう。このタイヤが寿命を迎えてから再度レビュー記事書くつもりです。