こちらの記事に書いたように FENIX LD20 R5 を落としてしまい、代わりとなるライトを探しました。出来るなら LD20 より明るくて長時間点灯するものをってことで、CATEYE VOLT300(ボルト300)HL-EL460RC をポチッしました。
で、早速レビューです。
着脱しやすく、しっかりしたマウントです。LD20 の猫目三段とは全然出来が違う。これなら落とさないでしょう。
大きさはLD20より太いけど短い。どちらもポケットやツール缶への収まりは同じくらい良いです。
USBコネクタはもうちょっと考えて欲しかった。差し込み口が小さすぎてケーブルによっては入らないものがある。
走行結果ですが、FENIX LD20 ととっかえひっかえ点灯させてレビュー出来れば良かったのですが、LD20 は記憶の中にしかなく残念です。なので比較はちょっと精度を欠く部分があるかも知れません。
[配光パターンや光量]
HL-EL540 のようにハイカットが効いていて対向者に考慮した配光を期待していましたが、全くハイカットされていない」です。LD20 のようなタクティカルライトとあまり変わらず、対向者はメチャクチャ眩しいです。ヲイヲイ、CATEYEさんともあろうメーカーがこんなもの自転車用って言って売っちゃマズイだろと正直思います。
LD20 は中央付近がメチャクチャ明るくて遠くまで飛び、周辺まで徐々に光量が落ちて足元は暗いけどそれなりにという感じでしたが、VOLT300 は中央付近の明るい範囲がLD20より広く、その外はストンと光量が落ちる感じ。VOLT300 は真っ暗な道だと足元や縁石は不安な程暗いですが、LD20が不得意な明るい道ではVOLT300のほうがずっと明るく感じます。
まあどっちもどっちかな…
[バッテリー]
LD20は単三二次電池使えることがメリットだが連続点灯2時間、VOLT300は専用バッテリーで連続3時間。長くても1時間くらいしか夜間走行しない私にとってはどちらが良いか微妙です。
VOLT300の専用電池を交換出来るという仕様はとても良いなと思います。私みたいに今は交換電池が必要なくても、将来必要になったら交換用電池や急速充電器を買い足すことができる。
[総評]
ブルベなんかではなく、街灯のある道を走る限りはこんだけ明るければ充分。
惜しむらくはやっぱり配光パターンですね。「CATEYEが本気で作った、自転車マウント出来るタクティカルライト」とか「ハイカットしてないので対抗者の感情にはご注意下さい」とか書いといてくれれば、覚悟してから買ったんですけどね。
2014.7.20 追記
ハンドルへの搭載方法ですが、逆付けしてハンドル下にマウントしたほうが、ハンドル上がすっきりしてケーブルの影も気にならなくなると気付きました。
ハイカットされてないからこそ出来る技ですが、良いんだか悪いんだか…って感じです。
2014.10.12 追記
たった3ケ月の使用でもう錆が浮いてきました。雨天走行はしてません。こちらの記事を参照下さい。こいつ、塗装がめちゃくちゃ弱いのでは ?