Bluetooth Low Energy (BTLE) は ANT+と違い iphone5 との相互運用性もバッチリなので、今後サイコンの無線センサーは BTLE が主流となるだろうなと思います。でも、既に ANT+ の 心拍・ケーデンス・スピードセンサーとサイコンを保有している私は、BTLEにするためにはセンサーからサイコンから全部買い直しで \20,000 以上?って思うと、なんとか ANT+ センサーを温存したまま iphone5 とサイコンの相互運用性を確保したくなるわけです。
そんな私にピッタリと思われるデバイス、Wafoo Fitness RFLKT+ が amazon 国内サイトにも登場していたので人柱覚悟でポチッしました。
もちろん、センサーが Bluetooth(BLTE) の場合も iphone サイコンアプリのユーザーインターフェースとして RFLKT+ を使用することにより、iphone をスリープモードのまま背中のポッケ等に放り込んで iphone のバッテリを節約することが出来るという利点があります。
ただしデメリットもいくつかありそうです。まず、iphone 死ぬとただの箱です。iphone がスリープモードでも動くらしいですが、その状態でどんだけ iphone のバッテリー消費するの?とか。仕組みが複雑なだけにトラブルも多そう。
まずは Cyclemeter GPS の導入
iPhone のサイコンアプリは Runtastic Road Bike Pro を愛用してきたのですが、RFLKT+ に対応していないので泣く泣く乗り換えることに...
ネット上の評価では RFLKT+ との相性は Cyclemeter GPS が良さそうなので、まずは Cyclemeter GPS の導入から...

ユーザーインターフェースとかトラッキングマップとかは Runtastic のほうが洗練されていて使い勝手も良いのですが、Cyclemeter GPS も機能的に足りないところは無さそう。
設定項目とかカスタマイズ要素はRuntastic より豊富ですが、反面、好みの状態まで仕上げるのが大変です。
あっこれ良い機能ですね。GPS で測定した距離と回転数から自動的に車輪の円周を計算するらしい。
RFLKT+ は単体で使っても何の役にも立ちません。iphone のサイコンアプリと Bluetooth 通信してセンサーとのインターフェースとサイコンアプリのユーザーインターフェイスを実現する、iphone 必須のコンパクトサイコンです。(android 対応も計画中?)
私の場合は RFLKT+ が ANT+ センサーと iphone5 の Bluetooth 通信を仲介してくれるので iphone5 (4S以降って言ったほうが正確ですね) で ANT+ が使えるようになることが利点。でも、データの流れは センサー -> (ANT+) -> RFLKT+ -> (Bluetooth) -> iphone -> (Bluetooth) -> RFLKT+ 、本当に動くのこんなの ? ってくらい複雑です。
私の場合は RFLKT+ が ANT+ センサーと iphone5 の Bluetooth 通信を仲介してくれるので iphone5 (4S以降って言ったほうが正確ですね) で ANT+ が使えるようになることが利点。でも、データの流れは センサー -> (ANT+) -> RFLKT+ -> (Bluetooth) -> iphone -> (Bluetooth) -> RFLKT+ 、本当に動くのこんなの ? ってくらい複雑です。
ただしデメリットもいくつかありそうです。まず、iphone 死ぬとただの箱です。iphone がスリープモードでも動くらしいですが、その状態でどんだけ iphone のバッテリー消費するの?とか。仕組みが複雑なだけにトラブルも多そう。
ネット上の評価では RFLKT+ との相性は Cyclemeter GPS が良さそうなので、まずは Cyclemeter GPS の導入から...

ユーザーインターフェースとかトラッキングマップとかは Runtastic のほうが洗練されていて使い勝手も良いのですが、Cyclemeter GPS も機能的に足りないところは無さそう。
設定項目とかカスタマイズ要素はRuntastic より豊富ですが、反面、好みの状態まで仕上げるのが大変です。
ANT+ センサーの追加も普通に ANT+ デバイスとして追加すると RFLKT+経由で繋がります。なんか不思議。
12個までいけました。アイコンもキャプションも一切なし。並び順は覚えときゃ良い、忘れても数字みりゃ大体何か分かるに違いない(笑)。
以下、私のRFLKT+ の画面設定です(一部)。ご参考にどうぞ。




買う前は iphone で ANT+ 使えるから... ということしか頭に無かったですが、コンパクトサイコンの画面をこれだけカスタマイズ出来るものは他には無いんじゃないかな ? この点は大きなアドバンテージだと思います。


室内で撮ったので、右の WBC-300+ のほうがコントラストが強くて見やすく感じますが、室外だと RFLKT+ も十分コントラストが強いです。でもどっちが見やすいかと言われたら WBC-300+ かな。RFLKT+ はフォントの字体が悪くて損してるように思う。

バックライトは、暗すぎてほとんど使い物にならない WBC-300+(右) に比べると十分実用的な明るさです。
尚、バックライトの明るさや点灯時間も Cyclemeter GPS で設定出来ます。
まず気付いたことは、RFLKT+ を自転車につけたまま iphone を持って自転車を離れて RFLKT+ との接続が切れると Cyclemeter GPS 上の全デバイスを削除してペアリングをやりなおさないとならなくなること。これ、致命的です。またも地雷踏んだかと泣きたくなりましたが、RFLKT+ のファームウェアを 1.2.0/b から 1.2.1.a にバージョンアップしたら自動的に再接続してくれるようになり一安心。あと、一度走行中に Cyclemeter GPS がお亡くなりになりましたが、これもファーム上げる前だったのでそのせいかも知れません。
この土日は雨続きだったので 3 時間くらいしか乗れてませんが、iphone のバッテリ消費は 1 時間に 10% 程度のようです。Bluetooth, GPS, wifi 等全部 ON のままスリープという条件なので、wifi 殺したりとかすればもっと減ると思います。これなら使い物になりそう。
データの精度ですが、以下 WBC-300+ との比較です。
WBC-300+ 自体がかなり精度的に怪しいので比較しても意味ないかも知れませんが、平均ケイデンスの差が気になります。81 のほうが実感としては正しい。
Cyclemeter GPS でトラッキングマップが表示されない !!! って大騒ぎ(私一人だけですけどね)になりました。トラッキング出来ないと GPS なしのコンパクトサイコンのほうが良いわけですから。Cyclemeter GPS アンインスト・インストしたり色々ハマって分かった原因はコイツ。
以下、私のRFLKT+ の画面設定です(一部)。ご参考にどうぞ。
DEFY3 に搭載
DHバーつけてるとステムの上しか選択肢なくなるんですよね。もっと前に出さないと見づらくって好きじゃないんですが。WBC-300+ との比較
室内で撮ったので、右の WBC-300+ のほうがコントラストが強くて見やすく感じますが、室外だと RFLKT+ も十分コントラストが強いです。でもどっちが見やすいかと言われたら WBC-300+ かな。RFLKT+ はフォントの字体が悪くて損してるように思う。
バックライトは、暗すぎてほとんど使い物にならない WBC-300+(右) に比べると十分実用的な明るさです。
尚、バックライトの明るさや点灯時間も Cyclemeter GPS で設定出来ます。
走行結果
WBC-300+ | RFLKT+ | |
平均心拍 | 115 | 118 |
平均ケイデンス | 81 | 60 |
平均速度 | 21.0 | 21.1 |
最大心拍 | 152 | 152 |
最大ケイデンス | 111 | 110 |
最大速度 | 37.2 | 36.8 |
走行距離 | 22.92 | 22.69 |
カロリー | 563.07 | 598.00 |
移動時間 | 01:05:17 | 01:04:27 |
走行後
インドアが ON になっていると GPS トラッキングしないのね...
総評
本当に長期間使い物に出来るかは私も現時点では正直自信がありません。もっと使い込んでから再度レポートしますです。
ステム上だと見づらいので、付属のアームのついたアダプタでマウントしてみました。

このアダプタ、いかにも安物のプラスティック製で剛性が足りず気に入りません。
良い感じです。
その後、ANT+ センサと RFLKT+ の間や Cyclemeter GPS と RFLKT+ の間のリンクが切れた後にセンサが見えなくなる現象が頻発。Cyclemeter GPS を殺してから RFLKT+ を再起動すると必ず繋がるという回避策は分かったものの、あまり使い物にならないので、安定性の高い Wafoo Fitness に乗り換えました。詳細はこちらの記事を参照下さい。
結局 RFLKT+ はあまりに不安定で Garmin 500J に乗り換えました。Garmin 500J のレビューはこちらの記事を参照して下さい。
12種類のデータをシンプルに表示出来るのは良いですね。
私好みです!
iPhoneのバッテリ消費が10% と言うところも良いなぁ。
(でも買いませんが)
モッパーさんの今後のレポを期待してます。
折角ANT+センサー持ってるのでiphoneと組み合わせて使いたいという方にはお勧めしますが、イガイガさんのようにBLTEセンサー持ってる方にとってRFLKTは確かに微妙だと思います。私がもしBLTEセンサー持っていたらPanocomputer のような単体で動作するサイコンを選んだろうと思います。